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2021年6月19日 01:47
企画参加ありがとうございます。けろぬら(徘徊中)です。取り敢えず、ここまで拝読いたしました。ループ物ですが、1話を短く構成しているため読みやすく、そのためループした後の話と差分が直ぐに目に付くので状況の変化が判り易く頭に入ってきました。詩歌と初対面のはずである架那に記憶の残滓が残っている様子が詩歌が4/30まで何度も何度もループしていたことを伺わせます。最初の切っ掛けが何だったのかは判りませんが、詩歌にとって架那がかけがえのないものになっていたのでしょう。架那にループがばれると詩歌には強制的な死が訪れ、出会った時に戻ると言うルール。そして、詩歌が自ら命を絶つと当日の朝に戻ると言うルール。何度も死という恐怖を経験した詩歌は、もう壊れているのかもしれません。架那と言う存在だけが現実に留まらせている、そう思わせる箇所が幾度か垣間見えます。彼女達の絆は繰り返した日々によって出来たのでしょう。架那の父が謎の死因であること。架那の理論が死者蘇生であること。物語を俯瞰する第三者の存在。そしてループの謎。謎は深まりますが、どの様に決着をつけるのか非常に気になります。~長文注意~ここから個人的に違和感を感じたりしたことなどを記載させていただきます。実はお話に出てきていないだけでこれからは先々で解決される予定があり、伏線に余分なツッコミをいれているだけかもしれません。お耳に痛い記載もありますので、お読みになりご気分を害してしまった場合は誠に申し訳ありません。その場合は、コメントを削除して頂いても結構です。が、現段階までのお話ではこう言った捉え方もされることがあると一つの意見としてお目通しいただければ幸いです。では。まず、ループ現象が個人をトリガーとして発生するのは超常的な何かが関与しているんではと思いますので、それについては今後のお話に出るか、あるいはこのまま事象の一つとして不思議現象で処理されるかもしれませんので割愛します。世界が赦さなかった、でもある意味納得できますので。問題はループの記憶を保つ愛奈。序盤に登場した時の彼女が持つ行動原理が理解できませんでした。まず、なぜに架那を拉致監禁をしたのか。あまつさえ最初のフェーズでは捉えてきた者が言うことを聞かなければ殺害を仄めかす言葉まで使っており、敵対者そのものです。拉致監禁ではなく、普通は最初にコンタクトを取り、協力を仰ぐのではないでしょうか。なぜ敵対者として対応したのか。そして、彼女は詩歌がループを起こすパターンまで調べていました。ならば、愛奈は詩歌とコンタクトを取り、情報共有と協力を仰ぐことが早道だと気付くはずです。だが、しなかった。その後、愛奈は架那と対面して協力を取り付けることが出来たのですが、それも不自然です。協力要請に頷いた架那は、もしやループの影響で愛奈との感情の残滓が残っていたからだとしても、愛奈がその時紡いだ台詞は態々、拉致監禁をする必要のないものでしたから。なぜ、と言う疑問は解決されずにアヤフヤです。結局、そこまでの間に詩歌が自ら命を絶ってまで繰り返した全てを蔑ろにし、無駄死にだったことを強調することになりました。それもあり、愛奈は後半では裏切りそうで信用出来ないキャラとして認識しています。次に5月の女子会と三和家当主訪問ですが、ループ経験と事情を知った者達が、なぜ愚直にも危険へ飛び込むことを選んでいるのか不思議でなりません。数回繰り返すことによって、事象が変化すると言うことが判っているのならば、そもそも両方に参加しない、と言うのもアリではないでしょうか。それによって違う何かが引き起こされる可能性もありえますが、選択肢を増やすことはリスクを分散することになりますので。護衛が就くお嬢様、しかも財閥間が不仲で妨害がありうることが判っている前提なのに、大した対策もせずに飛び込んでいくのは死にたがりではないかと思いました。敵対者に間者がいることを認識しているにも関わらずです。間者の存在は、こちら側にも間者、もしくはそれに準ずるものが配下にいると思われます。今回は動かず防御を固めて情報収集に重点を置くと言う判断こそが上に立つ者に必要ではないかと。詩歌の死がトリガーになるループ現象は、愛奈も限界があると認識していた訳ですから、やり直しなど必要ない様に行動すべきであり、戦闘経験のある護衛が何も言わずにただ従うだけ、と言うのもモヤモヤしました。主が地雷原で追いかけっこをしようものなら普通は止めます。物語の構造として何度も繰り返し繰り返ししながら打開策を見つけて、より良い未来を掴む、と言うのがお話の肝となっているのは判ります。それは無限の可能性を秘めている世界を見出す行為であり、どの様に結末を見せるのか期待させるものです。しかし、現状では戦場ではあるまいし、他に選択肢があるのに敢て人死にがある明らかに危険な場面に飛び込んでいくなど、人の心情的にも精神的にも不自然なところが多く、その選択は脳筋だから、などの言葉では説明も付きませんし、違和感が拭えません。この愚考に見える繰り返しも何らかの意図があって態と愛奈が選択している可能性もありますが、現時点ではそれも見えないため、違和感ばかりが目についてしまいました。こういう言い方をするのは何ですが、登場人物達が、まるで残機表示のあるゲームに出てくる操作キャラクターに見えるようになりました。主人公達に感情移入がし辛くなってしまい、そこが残念です。取り敢えず、この辺りで筆を置かせて貰います。乱筆乱文どころか、他人様の作品にかなり個人的な感想を垂れ流しをしてしまい、誠に申し訳ない限りです。それでは、失礼します。
企画参加ありがとうございます。けろぬら(徘徊中)です。
取り敢えず、ここまで拝読いたしました。
ループ物ですが、1話を短く構成しているため読みやすく、そのためループした後の話と差分が直ぐに目に付くので状況の変化が判り易く頭に入ってきました。
詩歌と初対面のはずである架那に記憶の残滓が残っている様子が詩歌が4/30まで何度も何度もループしていたことを伺わせます。最初の切っ掛けが何だったのかは判りませんが、詩歌にとって架那がかけがえのないものになっていたのでしょう。
架那にループがばれると詩歌には強制的な死が訪れ、出会った時に戻ると言うルール。
そして、詩歌が自ら命を絶つと当日の朝に戻ると言うルール。
何度も死という恐怖を経験した詩歌は、もう壊れているのかもしれません。架那と言う存在だけが現実に留まらせている、そう思わせる箇所が幾度か垣間見えます。
彼女達の絆は繰り返した日々によって出来たのでしょう。
架那の父が謎の死因であること。
架那の理論が死者蘇生であること。
物語を俯瞰する第三者の存在。
そしてループの謎。
謎は深まりますが、どの様に決着をつけるのか非常に気になります。
~長文注意~
ここから個人的に違和感を感じたりしたことなどを記載させていただきます。
実はお話に出てきていないだけでこれからは先々で解決される予定があり、伏線に余分なツッコミをいれているだけかもしれません。
お耳に痛い記載もありますので、お読みになりご気分を害してしまった場合は誠に申し訳ありません。
その場合は、コメントを削除して頂いても結構です。
が、現段階までのお話ではこう言った捉え方もされることがあると一つの意見としてお目通しいただければ幸いです。
では。
まず、ループ現象が個人をトリガーとして発生するのは超常的な何かが関与しているんではと思いますので、それについては今後のお話に出るか、あるいはこのまま事象の一つとして不思議現象で処理されるかもしれませんので割愛します。世界が赦さなかった、でもある意味納得できますので。
問題はループの記憶を保つ愛奈。
序盤に登場した時の彼女が持つ行動原理が理解できませんでした。
まず、なぜに架那を拉致監禁をしたのか。
あまつさえ最初のフェーズでは捉えてきた者が言うことを聞かなければ殺害を仄めかす言葉まで使っており、敵対者そのものです。
拉致監禁ではなく、普通は最初にコンタクトを取り、協力を仰ぐのではないでしょうか。
なぜ敵対者として対応したのか。
そして、彼女は詩歌がループを起こすパターンまで調べていました。
ならば、愛奈は詩歌とコンタクトを取り、情報共有と協力を仰ぐことが早道だと気付くはずです。だが、しなかった。
その後、愛奈は架那と対面して協力を取り付けることが出来たのですが、それも不自然です。協力要請に頷いた架那は、もしやループの影響で愛奈との感情の残滓が残っていたからだとしても、愛奈がその時紡いだ台詞は態々、拉致監禁をする必要のないものでしたから。なぜ、と言う疑問は解決されずにアヤフヤです。
結局、そこまでの間に詩歌が自ら命を絶ってまで繰り返した全てを蔑ろにし、無駄死にだったことを強調することになりました。
それもあり、愛奈は後半では裏切りそうで信用出来ないキャラとして認識しています。
次に5月の女子会と三和家当主訪問ですが、ループ経験と事情を知った者達が、なぜ愚直にも危険へ飛び込むことを選んでいるのか不思議でなりません。
数回繰り返すことによって、事象が変化すると言うことが判っているのならば、そもそも両方に参加しない、と言うのもアリではないでしょうか。それによって違う何かが引き起こされる可能性もありえますが、選択肢を増やすことはリスクを分散することになりますので。
護衛が就くお嬢様、しかも財閥間が不仲で妨害がありうることが判っている前提なのに、大した対策もせずに飛び込んでいくのは死にたがりではないかと思いました。
敵対者に間者がいることを認識しているにも関わらずです。
間者の存在は、こちら側にも間者、もしくはそれに準ずるものが配下にいると思われます。今回は動かず防御を固めて情報収集に重点を置くと言う判断こそが上に立つ者に必要ではないかと。
詩歌の死がトリガーになるループ現象は、愛奈も限界があると認識していた訳ですから、やり直しなど必要ない様に行動すべきであり、戦闘経験のある護衛が何も言わずにただ従うだけ、と言うのもモヤモヤしました。主が地雷原で追いかけっこをしようものなら普通は止めます。
物語の構造として何度も繰り返し繰り返ししながら打開策を見つけて、より良い未来を掴む、と言うのがお話の肝となっているのは判ります。それは無限の可能性を秘めている世界を見出す行為であり、どの様に結末を見せるのか期待させるものです。
しかし、現状では戦場ではあるまいし、他に選択肢があるのに敢て人死にがある明らかに危険な場面に飛び込んでいくなど、人の心情的にも精神的にも不自然なところが多く、その選択は脳筋だから、などの言葉では説明も付きませんし、違和感が拭えません。
この愚考に見える繰り返しも何らかの意図があって態と愛奈が選択している可能性もありますが、現時点ではそれも見えないため、違和感ばかりが目についてしまいました。
こういう言い方をするのは何ですが、登場人物達が、まるで残機表示のあるゲームに出てくる操作キャラクターに見えるようになりました。
主人公達に感情移入がし辛くなってしまい、そこが残念です。
取り敢えず、この辺りで筆を置かせて貰います。
乱筆乱文どころか、他人様の作品にかなり個人的な感想を垂れ流しをしてしまい、誠に申し訳ない限りです。
それでは、失礼します。