第151話 うっ、梅ちゃん!
先日、梅ちゃんから電話がありました。
以下、会話抜粋。
「みぃ(月猫の妹)は、どうしてる?」
「なんとか、腰痛いの落ち着いて仕事にいってるよ」
前回の電話では妹の心配をしていなかったのに、どうやら気になっているらしい。
梅ちゃんの母としての愛情はゼロではなかったようで、少し安心しました。
「おめの、旦那はどうしてる?」
「う~ん、相変わらずだよ」
「よぐならねぇんだが?」
「ならないよー。もう、このまんまだよ」
「おめぇも大変だな。んで、一人で暮らしてるんだべ」
「……えっ? 私、一人暮らしじゃないよ。舅さんと姑さんと同居してるじゃん」
「……あっ、んだったなぁ」
梅ちゃん、私が義両親と同居していること忘れてるようです。
とうとう、認知症が始まったか???
かなり焦りましたが、80歳です。まぁ、年相応の物忘れかもしれません。
そう思わなければ、私がピンチです。
話を聞く限りでは、パチンコに出かけて好きなものを買って家に帰っているようですから、まだ一人で生活できそうな気がします。
ボケるなよ、梅ちゃん!
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