第145話 ばけたんが赤く光るのは、お盆が近いから?

 最近、ばけたんが良く光ります。

 青なら、神様系の波動だから嬉しいのですが、赤ばっかり。


 お化けちゃまの波動です。

 気の早いご先祖様が来ているのでしょうか?


 そんな月猫家に、ケアマネさんがやってきました。

 義母の介護申請をするためです。


 月猫とケアマネさんの会話。

「病院の相談室には相談されませんでしたか?」

「相談したいと主治医の先生に言いましたが連絡がなかったので、再度、看護師さんにも伝えたんですよ。でも、やっぱり連絡がないので、もう自分で動いた方が早いなと思って、地域包括センターに連絡しました」

「えぇ~。そういう人って、なかなかいないですよ」

と、驚かれた月猫です。


 夫が倒れた際、なんにもわからなくて苦労した分、今回は早め早めに動いています。早すぎて、介護申請しても要支援どまりの可能性は高いのですが、それでいいと思っています。


 実は、抗がん剤の点滴が毎週火曜日(連続三回)になっていたのでね、職場にお願いをして八月の火曜日を休みにしてもらったのです。そしたら、主治医から「入院中は火曜日でしたが、 八月から僕のいる金曜日に変更しました」という連絡がありました。



「えっ? 火曜日だと思ったので火曜日休みにしてもらったのですが、金曜日ですか? 私、もう変更できません……」

「……じゃ、火曜日にしましょうか?」

「……いいえ、金曜日でいいです。タクシーで行ってもらいます」


 というわけで、一日は息子に付き添いを頼み、残り二日はプロに頼むことになったのです。(介護申請が通る前なので、今回は一時間3300円)


 でも、介護保険が使えたなら一割から三割負担ですみます。

 介護保険って本当に大事な制度だなぁって思うけれど、介護される高齢者が増えると財政は逼迫してしまいます……


 む、難しい問題ですね。




 

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