第57話 先生、その対応は社会人としてバツだと思います。
先日、『先生が子ども傷つけてどうすんの?』のエッセイに登場した先生のその後のお話です。
孫、離任式を欠席することになっておりました。
そこで、娘と先生は連絡帳でやりとりをしていたのです。
娘 離任式の日にお便りが配布されるのであれば、息子の代わりに私が学校に取
りに伺います。
先生 お便りがあるかどうか、当日でないとわかりません。
(おいおい、大抵、離任式の日にお便りあるぞと、私の心の声)
娘 では、離任式の日の13時に電話をして確認致します。
先生 承知いたしました。
こんな感じのやり取りが、連絡帳であったようです。
そして、離任式の日。
娘が学校へ電話すると、思いもよらないことが起きたのです!
「〇〇先生は、帰られました」
( ゚Д゚)ハァ? 13時に電話するって言っていたのに? 激怒の娘。
なんとか怒りを抑えて
「今日息子が学校を休みましたので、お便りがあるか確認の電話でしたが……」
結果、やはりお便りが配布されていたので、娘は学校に取りに行きました。
そしてお便りを見ると、転任される先生の中に担任の先生の名前があったのです!
昨年来たばかりで、もう異動? やはり、なにかあったな……(私の心の声)
そして孫のクラスの名簿もお便りに入っていました。
孫のクラス、他のクラスより人数が少ない。
娘に聞くと「あぁ、転校でね人数が減ったの。そういえば、不登校になって転校した子も一人いた」
「それだぁ! その先生、やっぱりトラブってるよ。だから、保護者と顔を合わせたくなくて、あんたが来るとわかっていたのに早々に帰ったんだ」
先日、学校から帰って来てポロポロ・ポロポロ泣いていた孫。一歩間違えば、うちの孫だって不登校になっていたかもしれない。なんとか、乗り越えられたけれど。
それにしても、保護者から逃げるように帰るなんて教師の前に社会人として、大人として、人として、あるまじき行為ではなかろうか。
先生の中に、やましい気持ちがあったのかな。
(ちなみに、孫がオオカミ少年と言われて泣いたことは、担任には一切話をしておりません。娘は、先生にクレームを入れるために学校へ行ったのではないです。だから、なぜ逃げるように帰ったのかは謎のままです)
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