第42話 おばさんがおじさんになる日。

 おっす! 

 月猫です。

 元気です。


 えー、先日髪型を変えてみよう思い立ちました。


 ここ数年、ショートボブ風。


 飽きた!


 よし、イメチェンしてになろう!!

 

 近眼のうえ、老眼が進んだ私は昔より自分が美人に見える。

(正確に言うと、鏡に映る自分がぼやけている)


 いつもの美容院に行き

「ミッツ・マングローブみたいな髪型にしたい!」

 と言った。。。


 完成した私の顔は

 なんだか、お笑い芸人の誰かに似ていた……


 森三中の大島???


 まずい! まずいぞ!!(大島ちゃんに失礼だろ!)


 いっそ、ベリーショート美人を目指そうか?

 

 そう考えて、思いとどまる。


『うん? ベリーショートにしたら、私、おじさんに間違われるんじゃ……

 だってさ、卵巣取ってしまってから、髭が生えるぞ、私。頭のてっぺんも薄くなってきているし――』


 あぁぁぁぁ~。

 ベリーショートにして、性別間違われる人生なんて、嫌だぁ~~~


ということで、今は髪の毛が伸びるのを待っている。

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