3.気軽に読めるおススメ話【秋葉のおすすめ】
3.気軽に読めるおススメ話【秋葉のおすすめ】
ダンタリオン「よし、次行け、秋葉」
秋葉「って、司さんは!? 指名するって言ってなかった!?」
ダンタリオン(以下ダ)「あいつ今日、夜勤なんだよ。急遽始まった企画だから、シフト表の入手が間に合わなかった」
忍「……昼間にしてください。どうせ公爵のとこに外交で集まるんだから」
秋葉「そうだよ、昼間暇そうにしてる時に話せばいいだろ」
ダ「暇じゃない」
忍「暇をつぶすことに暇じゃないという意味ですか」
ダ「忍までなんてことを言うんだ。いくら本編がシリアスパートに入りそうだからって……」
秋葉「いや、それ他意はないだろ。むしろ純然とした疑問だろ」
忍「そうだね。今日は司くんがいないから、代わりに森(もり)ちゃん呼んでみました」
森(しん)「来たよー」
ダ「お、司妹。珍しいな」
森「司が何言われるかわからないから、代わりに来てもいいって」
秋葉「不法賭場編を境にお前、線引き対象になってるよな」
ダ「ツカサは意外とメンタル柔軟だった」
忍「釣った魚に船から海に半分、引きずり込まれた形ですよね。あのシリアスパート」
ダ「妹とわんこが初登場するパートだったしな」
秋葉「オレのおすすめとか特にないんだけど、このままそっちの流れでいい?」
ダ「おススメがないとか、何言ってるんだ主人公! お前(ら)がそんなだからオレがしきってやってるんだぞ!」
忍・森「(ら)。」
秋葉「森さんは忍の友だちだけあって、思考回路がすごく良く似てますよね」
忍「友だちだからって……」
森「似てるとは限らないのでは」
ダ「今まさに似ていることが証明されたぞ」
森「秋葉くん、おススメないの?」
秋葉「いや、おすすめっていうかオレ視点ですすんでるし、大体ひどい目に合ってるしそもそも自分の一人称話勧めるとか自己主張……あ、司さん視点のパートおススメする」
ダ「避けたな。自分の話を」
秋葉「違う。司さん視点の二年前の天使襲来エピソードとか、めちゃくちゃリアルだったから」
忍「今の国内情勢からは考えられない凄惨な状況だよね」
ダ「確かにな。お前視点じゃできない表現力が活かされている話だ」
秋葉「どういう意味だよ。わかるけど」
森「私、『ゼロ世代』のエピソード好きー」
ダ「特殊部隊第一期組か。確かに、そっちの方が人気投票やったら票かっさらいそうな勢いで最近エピソードが増えてるな。……脅威だ」
秋葉「なんのだよ」
忍「じゃ、せっかくだから後半は森ちゃんの話聞いて、秋葉のおすすめをもう少し詳しく」
秋葉「ありがとな、さりげなく進めてくれて」
森「遠い目してるよ、秋葉くん」
秋葉「そうだなーシリアスなエピソードはオレ視点じゃない方がおススメって言ったから、あとは……不知火の話かな」
ダ「また避けたな。わんこの話がなんでおすすめだ。オレが活躍してる話を勧めろ」
忍「……公爵が活躍してる話……」
秋葉「お前、戦闘になると嬉々として参戦してるから日本は助かってるけど、オレが非戦闘要員だから活躍シーン被ってないの気づいてた?」
ダ「オレ的には『不法賭場編』だろ、一暴れしてるところで」
秋葉「自己主張の強いやつ見てると羨ましいけど、そうなりたくないと思うよな」
忍「でも、進行役としてはいてもらわないと」
森「自己の確立はされていても、主張しない人も多いからね」
忍「どちらかというと忍んでいたい」
秋葉「名前のまんまだな」
忍「結局、今回は森ちゃん登場回の不法賭場編プッシュでいいんだろうか」
森「私は不知火連れて行っただけだよ」
秋葉「そう、不知火がエシェルんところ行ったり、実は司さん大好きだったりするところが和むんだよ。不知火の話ってなんでもない日常系だしさ」
ダ「地味な話が好きだな」
秋葉「お前が派手好きなだけだろ。オレを日常に返せ」
忍「不知火(しらぬい)の説明、わんこくらいしか出てないけどいいかな」
ダ「割とネタバレになるからな。白上家の巨大な犬とだけわかってればいいだろ」
森「もふもふ要員だよね」
秋葉「いや、初見魔獣でしたけど。狼っぽいですけど」
忍「和むって言っておきながら何を言っているんだ……」
秋葉「初見の話だよ。性格とのギャップで更に和む。オレものんびり散歩して、どこかの商店街でコロッケ買い食いとかしたいわ」
森「平和な日常への憧れめいたものを感じる」
秋葉「それです」
忍「秋葉もグルーミングさせてもらって、アニマルセラピーすればいい」
ダ「大きさ的にもふるのに人をダメにするクッション並みで良さそうだな」
秋葉「お前、絶対噛まれるタイプだからやめとけ」
秋葉のおすすめ。
司視点のエピソード「2年前」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054919001024/episodes/1177354054921554431
および不知火の日常系SS。最新話は×2編の「不知火と……」になります。
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