4.気軽に読めるおススメ話【森のおすすめ】
ダンタリオン(以下ダ)「森代理出席回、後半に突入だな。さっくり紹介していいぞ」
森「一木くんが主催した、懇親会の話」
秋葉「え、さっきゼロ世代のエピソードって言ってませんでした? 懇親会って……」
忍「めちゃくちゃギャグパートだね。シスターバードックも出てるし、私も好きだな」
秋葉「ギャグパートって言うか、お前と森さんが一木で遊びまくってただろ」
森「ターゲットが他にいないし」
忍「秋葉をターゲットにしても良かった?」
秋葉「いや。やっぱりあれでいいわ」
ダ「何がだ。あの尼ゾネス勝負吹っ掛けてきやがってどこら辺が懇親会だったんだよ」
森「尼ゾネス」
忍「連載枠外で新しい単語が爆誕した」
シスターバードック(以下シスター)「誰が勝負を吹っ掛けたと? 先にわたくしのことを気にされたのはそちらではございませんこと?」
ダ「誰も呼んでねー! ってかその言い方やめろ! 初見の奴に誤解を招きかねないだろうが!」
秋葉「あ、オレが今呼んだ」
ダ「お前はなんでいつも使わない気をここで使うんだ。いらんことすんな!」
シスター「世の中に不要なのは堕落を象徴する存在であるあなたの方ではなくて? 秋葉さん、今から抹殺してもよろしいかしら」
忍「あ、今進行役買って出るの公爵しかいないんで、後にしてもらえますか?」
ダ「後ってなんだ! 後ならいいのか!」
森「懇親会の時も始終こんな感じだった」
秋葉「アウェーなオレと司さんは、森さんと忍が遊び始めるのを眺めてたっけ」
忍「アウェーって言うか、関わらないようにしてたでしょ。反対側の席だったし」
秋葉「まぁな」
森「ちなみに一木くんというのは特殊部隊じゃない方の一般武装警察にいる秋葉くんの後輩です」
秋葉「いや、勝手に向こうが先輩言ってくるだけで別に何の絡みもない中二病患者ですよ? あいつ」
忍「特殊部隊の異動試験落ちたんだっけ」
秋葉「入ったら司さんが死ぬだろ」
森「不採用判定出したのも司だと思うけど」
秋葉「戦闘時は、技名を叫んで剣技を放つとか言ってるやつは特殊部隊に入るべきじゃない」
忍「いそうだけどね、現役ゼロ世代にも」
秋葉・森「追及はやめよう」
ダンタリオン「いい加減帰れ! お呼びじゃない!」
シスター「待機ですわ。お話が終わったら声をかけてくださいませ、秋葉さん」
秋葉「……呼んでおいてなんだけど、放置してたのは全然気にしてないんだな……」
忍「シスターは敵視さえされなければ普通にいい人だよ。愛は偏っていそうだけども」
森「主張力は満点だけど、出番とかじゃなくて自分の使命に忠実な感じだよね」
秋葉「使命って何。この後ダンタリオンにとどめさすこと?」
ダンタリオン「確かに教会のやつらの敵って言ったらオレたち悪魔だ。だがな……おい、出番の少ないお前のおススメ話は何かあるのか?」
シスター「引っかかる言い方ですわね。けれどこれも呼ばれたお勤めなら答えますわ。『悪魔たちの遊戯』」
ダンタリオン「オレの葬式話じゃねーか!」
シスター「愉快でしたわ!思い出すだけで腸ねん転を起こしそうなお話でしたわ!」
ダンタリオン「見ろ! こいつ、同じ高位悪魔なのにアスタロトのことは抹殺対象外だぞ! どういうことだ!!」
秋葉「え……」
忍「それは……」
シスター「彼は一般の観光神魔ですし、紳士的で嫌な感じがしませんもの。いてもいいと思いますの」
ダ「同じ悪魔だっつーの。ってか結局自分の好き嫌いで決めてんじゃねーか。教会の面子どこ行った」
秋葉「教会の面子って、ルースはふつうに教会はブラック企業発言して三食昼寝付きであっさり協力組になってるし」
忍「フェリシオン神父も正しいものは自分の目で確かめるべきみたいなこと言ってたような?」
シスター「そうですわ。このような時代だからこそフェリシオン様のおっしゃる通り、自分を信じて不燃物を処理しようと思いますの」
秋葉「うん、確かに燃えない感じはするけどな」
森「炎の魔法よく使ってるしね」
ダ「つっこみどころがありすぎて誰から突っ込まれたいのか、まず決めろ」
森のおすすめ話→一木主催の懇親会
シスターバードックおすすめ→悪魔たちの遊戯
(目次URL)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054919001024
悪魔たちの遊戯は、作者が笑いながら書いていた話(俗に言う、勝手にキャラが動くという事態)なので、本気でおすすめです。
ダンタリオンの扱いが、アスタロトさんの登場によって若干変わってきた分岐点でもありそうです。
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