ふみつなのよん
キーンコーンカーンコーン
よし今日も学校が終わった。
早めに学校終わったから、今日は久しぶりにお見舞い行ってからバイト行こうかな。
そういえば、前、先生と連絡先交換したんだっけ、
たしか、先生が助けてくれたからとかっていう理由で。
あ、あったあった、先生の連絡先。
メール送るだけでいいか、電話するのもなんか気まずいし。
『船洲先生
今日は学校が早めに終わったので、
お見舞いに行きますね。
何か欲しい物とかあったら連絡ください。
三津園』
送信っと、これで届くかな。
バイト先の店長と親にしかメール打ったことないけど、大丈夫かなぁ。
って、返信早っ。
まあ、ベットでずっと横になっているだけだもんな。
よし、行くか。
コンコン
「失礼しま〜す。」
「あ、きたきた。」
「どうも、お久しぶりです。」
「今日はどのくらい居れる?」
「今日は1時間ぐらいですかね。」
にしても、元気そうで良かった。
「ねえ、ねえ、頼んだもの、持ってきてくれた?」
「あ、はい。これでいいんですよね。」
「うん、ありがとう。」
と言われて買ってきたのは、甘夏だけどいいのかこれで。
まあ、今が旬らしいし。
「三津園くん、」
「はい、なんですか先生。」
「これ、甘夏のお代。」
「いいですよ、先生。お見舞いのお土産として受け取ってもらえば。」
「あ、あ、ありがとう。」
「先生、甘夏好きなんですか。」
「まあね、ちょっと苦いけど。」
先生、うれしそうだなぁ。
今度は、何かお土産を考えて持ってこようかな。
「ねぇ、ねぇ、三津園くん、最近ね....」
「そろそろ、バイトに行かないといけないので、」
「そっか、もうそんな時間かぁ。」
「では、失礼します。」
「また来てね。」
「はい、機会があれば。」
今日も楽しかったな。
これだったらバイト、何時間も働けそう。
まあ、とりあえずバイトに行きますか。
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