第55話 使徒ヨハネ 黙示録(1)

 黙示録は西暦九十六年頃にヨハネによって書かれました。という言葉は本来どういう意味があるでしょうか? ギリシャ語では「アポカリュプシス」といい、基本的に「ベールを外す事」「覆いを外す事」という意味があります。


 ここからは、黙示録について、ハナスの独断と偏見でベールを外していきましょう。皆さまご存知のCMソング、アニメソングも混ぜちゃいます。


黙示録、それは新約聖書の最後に配された聖典。

黙示録、それは「ヨハネによる啓示」とも呼ばれる。

黙示録、それは新約聖書の唯一の預言書。

黙示録、それは君が見た光 ぼくが見た希望

青雲 それは ふれあいの心 幸せの〜。


 神はこう言います。「私はアルファであり、オメガである。今おり、かつており、これから来る者、全能者である。───あなたが見たことと、今起きていることと、これから起きる事を書き記しなさい」一章 

 

 ヨハネは神に命令されて、まず、七つの会衆に挨拶の言葉を送ります。各会衆の褒めるべき点と直すべき点を、丁寧に伝えます。イエス様の成績表です。


 そして天での幻を見ます。二十四人の長老たちが平伏し、永遠に生きている方を崇拝しています。天使だって上手いんだもん。(ゴマスリが)飲んだらこう言っちゃうよ! クー!


「私たちの神よ、あなたは栄光と力を受けるのにふさわしい方です。あなたが全てのものを創造されたからです。全てのものは、あなたのご意志によって存在するようになり、創造されました」四章十一節


 神様、私を賛美しなさいって言ってます。もっと言ってちょうだい。褒め称えてちょうだい。ピアノ売ってちょうだい。もっと もっと タケモット。


 また別の幻を見ます。イエス様が七つの封印の一つを解いたんです。馬が現れました。白い馬、火のような色の馬、黒い馬、青白い馬が次々に現れました。


 白い馬には誰かが乗っています。イエスがイエスが進むくん。そうです。イエスは弓を持ち征服するために進むんです。イエスが ごはんが すすむくん。


 火の色の馬は「戦争」、黒い馬は「食糧不足」青白い馬は「疫病」を表します。

青白い馬に乗っている者は「死」という名を持ち、ある権威が与えられます。


 戦、いくさ、病気、飢饉、剣、つるぎ、たっぷり、いくさ、剣、たらこ、病気、たらこ たらこ たっぷり たらこ たらこ たっぷり たらこがやって来る。


 戦と疫病と食糧不足によって人間を殺すという権威です。コッコロナも! 怖

 

 封印は次々に解かれ、天使がラッパを吹きます。第一の天使が吹くと、雹が降り、第二天使が吹くと、海の三分の一が血に変わり、第四の天使が吹くと、光が失われ……。誰かが吹くと、人が死ぬ。いっぱい吹いて いっぱい殺せる。ノバ


 何を暗示しているのでしょう。十二章でその答えが明らかになります。


「天で戦争が起こった。ミカエルと天使たちが龍と戦ったのである。龍と邪悪な天使たちも応戦した。しかし彼らは勝つ事が出来ず───大きな龍は地に投げ落とされた。あの初めからの蛇で、悪魔サタンと呼ばれる者が地に投げ落とされた」十二章


 そうです。イエス様が天国の王様となった時、悪魔たちと戦争して、地に投げ落としたのです。二十四時間です。二十四時間戦えますか? リゲッ。


 それで地上の方は大混乱です。世界大戦が起きて、食糧不足となり、疫病が流行って多くの人間が死にました。四頭の馬、ラッパの災厄の預言が成就しました。


「地を破滅させている者に破滅を!」地球の環境を乱した人間は神様の怒りを買って、痛い思いをさせられます。自然破壊。温暖化。自然災害。


 そしてヨハネは、野獣が海から現れる幻を見ます。


 十本の角と七つの頭がある野獣は龍に権威を与えられ、人間を支配し、自分に従わない者を殺します。 


 龍は先ほど見たように悪魔サタンを表します。では野獣はなんでしょう。十本と頭と七つがヒントです。頭はてっぺん。つまり王を表します。


 十や七は全てですので、全世界の政治指導者を表します。野獣、つまり政治指導者は何をする権威を与えられるのでしょう? 


「そして、その印、つまり野獣の名である数字を記されていない者以外は、誰も売り買い出来ないようにする。───それは人間の数字であり、その数は666である」十三章


 来たー! 六六六です。悪魔の数字。人間一人一人に政治指導者に服するように命じ、服するように命じ、チョコレートはめいじ。従わない者は抹殺。


 いわゆる人間崇拝。今まで、いや現代でもそんな国ありませんか? 独裁者。ヒ、ヒットラー、北◯◯の黒電話。みなぎる力 ブルン ブルン ブルン いつまでも いつまでも 走れ 走れ いす◯の トラック ロシアも中◯も不穏。


 将来的には、多くの人は政治指導者に従います。しかしイエス様を崇拝する者だけが、クリスチャンだけが人間に忠誠を誓うという事はありません。


 それで、多くのクリスチャンが迫害に遭います。物を売って貰えず、家を失い、命を狙われ、いや、殺される忠実な者もいるでしょう。


 神様は何をしているんでしょうか? イエス様はほっておかれるんでしょうか? いいえ、そこで有名なあの日が来ます。


 その日何の日 気になる日 見たこともない日ですから 見たこともない火が降るでしょう。皆さまも一度は聞いたことのある日がきます。


「全能の神のの戦争に王たちを招集するためである。───王たちはヘブライ語でと呼ばれる場所に集められた」

十六章十三から十六節


 全地に地震が起こり、重さ二十キロほどの雹が降り、政治指導者と従う者全ては火で焼き尽くされます。クリスチャンと称するインチキ宗教指導者も、宗教にたかる貪欲な商業体制も全て、全てこのハルマゲドンでなくなります。


 肉の身体を持たない悪魔と、それに従う天使はどうなるのでしょうか?


 アダムとエバをたぶらかした悪魔と、悪霊と呼ばれる天使たちはどこかに逃げちゃったんでしょうか? 


 次回は、「サタン縛られちゃった」「ハルマゲドン後の地球」です。


 皆さま、何曲わかりましたか? では次回で逢いましょ 逢いましょう。

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