第5話
「うっ....」
体が重い。まるでずっと動かしていなかったようだ。
「こ、ここは...って、そうだ...私転生したんだった...」
ピロリンっ
「...?なにこれ?」
するとどこからか声がする。
『如月さま、これは録音でございます。意識が戻った時に流れるように設定させていただきました。
意識が戻ったらまず、ステータスと唱えてください。
以上です。』
そういって声は消えた
「えっと、ステータスって唱えればいいのよね...?」
すぅっっと息を体に吸い込む。
「ステータスっ」
すると目の前に、ホログラムのようだがもっと実体化しているような...なんといえばいいかわからないが、色々書かれているものが飛び出してきた。
ーーーーーーーーーー
名前:未設定
種族:人族
HP:1000
MP:∞ (普段表示は10000)
スキル:スキル作成、リミッター解除
称号:神の愛し子
ーーーーーーーーーー
「...」
このステータスがいいのかはわからんが、MP無限とスキルがスキル作成なのはやばい気がする...
アタリを見渡すと周りはすでに暗くなり始めていた。
「はぁ...今日はここで野宿かなぁ...」
周りを見渡すと、大きな巨木が立っていた。
「木の上のほうが、地面より安全だよね...?」
そういって木に登りだす。
「うーん...居心地悪いなぁ...」
どうせなら、浮遊スキルとかあったらいいのに...
ピロリンッ 『スキル浮遊を習得しました』
「...え、スキルってこんなに簡単に作れるものなの...?」
もっと、材料とか必要だったりするのかと思っていたのだが...
『ま、まぁいいか...えっと、浮遊しながら寝れたりするのかな...?」
こういう時にPCが欲しくなる。
すると急にステータス画面が開いた。
よく見ると上のほうに検索のときに出てくる虫眼鏡マークがある。
「えっと...もしかして...検索できたりするのかな...?」
不思議に思いながらも、検索ボタンを押してみる。
『質問を言ってください』
「ふぁぁ!?び、びっくりした...えっと、スキルを使いながら睡眠をとることは可能ですか...?」
ピッピッピッ
『検索結果が出ました。可能です。しかし、スキルを行使する間、魔力は減り続けます。」
「あ、できるんだ...でも魔力が減るのかぁ...」
「検索っ!魔力が無くなるとどうなるの?」
あ、hey!Sir〇の感じで言っちゃった...
『はい、マスター。魔力値が0になると、気絶してしまいます。意識が戻るのは長いと3日ほどです。また、HPが0になると死亡してしまいます。』
あ、ちゃんと機能するんだ...
「って、し、死亡!?気絶!?じゃあ、使わないほうがいいのかな...って、あれ...?そういえば私のMP∞じゃなかったっけ...?』
「検索、私のMPなに?』
『∞(普段表示は10000)です。』
ほぉ...無限なら大丈夫かもしれない...
使うか...
えっと、浮遊だよね......
その瞬間足が木からふわりと浮いた
「きゃっ!?、考えただけで浮遊できるの...?」
ま、まぁ、この際そんなことはどうでもいい。
まずは寝ることにしよう
慣れない場所のせいで値付けないかと思ったが案外早く眠気が襲ってくる。
そして、私は眠りに落ちていった...
ーーーーーーーーー
ふぅ...なんか1日に投稿しまくってるけどそろそろ書置きしてたの無くなる...まぁ、まだストックあるのであと3話くらいは行けると思いますwww
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