第3話

「お、オプション...?」

天界にオプションなんて言葉あったのか...と思いながらも訪ねる。


「如月さんにはこの中の二つから一つ選択していただきます。一つは、私の管理している世界で王女として転生することです。そこでの幸せな生活は保障されます、しかし記憶は消されてしまいます。

そして二つ目は、転移です。」


「転移...ですか...?ラノベとかによくある?」


「そういう認識で大丈夫です。如月さんには、15歳の体と、まったく不自由のないステータスをご用意させていただきます...「あの...!その場合も記憶は...」」


私がそう聞くと女性はにこりと笑った。

「転移の場合記憶の消去は行われません。子供時代の15年分と、家や地位などのないスタートとなってしまうため、アドバンテージという形にさせていただいております。」


「あ、じゃあ...転移のほうにしていただいてもいいですか...?」

記憶が残ると聞いた以上私の答えはもう決まっている。



「了解いたしました。では、転移の方向で話を進めさせていただきますね。ステータスは...まぁ私が便利そうなものを入れておきます。如月さんは向こうの世界の事もわからないでしょうし...」


「ありがとうございます」

これはすごく助かる。何せ初めての場所だ何が必要かなんてわからない。


ーーーーーーーーーーーーーー

またまた短くてすみません...

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