第33話 (I'm still) believing in the morning

朝。


とてもいい天気。


「わー、お天気ですねっ。なんだかうれしくなっちゃいます」


と、ふたばは、空を仰いでにこにこと、両手をひろげて。



「光合成か?」と、僕はふざけると



「そうですっ。」と、ふたばはにこにこと。



「ほんとに?」と、僕は意外な答えに。



「....あ、そうですね。今は違いました。」と

ふたばは愛らしく笑った。


「ふたばちゃん、おはよう」とかすみが

すっきりとした顔で朝のご挨拶。



「おはようございますっ」と、ふたばは

ぺこり、とご挨拶。



「おはよう」と、僕。


昨夜は、あれから料理をいろいろ作り

みんなで楽しんで。



それから、やたら広いこの家の

ゲストルームにふたりを泊めた。


まあ、花だし(笑)別にまずくないだろうと

僕も気楽に。


こんなふうに、毎日楽しければいいな…


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