応援コメント

吉原動乱 8」への応援コメント

  •  本物かどうかはさておき、使役獣としてケルベロスが出てくるのは珍しいですね。ファンタジー業界では使役される犬系幻獣ってフェンリル(狼)が多かったので……


     個人的には犬幻獣で最強格は哮天犬かなと思っております。
     封神演義と西遊記に登場する犬なのですが、封神演義中では九頭雉鶏精(九尾の義妹)の頭を一つ喰いちぎり、西遊記では孫悟空の脛に噛みついて引き倒し、ついで九頭駙馬(竜王の入り婿)の頭を喰いちぎるという実績の持ち主なのです。

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます。今回はだいぶ間が空いての投稿となってしまいましたが、最新話をお読みいただけたことに感謝感激です。

    哮天犬は確かに最強格ですね・・・今回の話を書いている段階では、すでにケルベロスにしようと作者の中で決まっていたので何も考えずにケルベロスを登場させました。
    というのも、そこそこ知名度の高い犬系の幻獣、しかもわりと毒々しい系でパッと頭に浮かんだのがケルベロスだったからです。
    もし哮天犬が思い浮かんだとしても、夢枕獏大先生の作品『陰陽師』の中で二郎真君が式神として登場しているのを読んで、個人的にわりと陰陽師の式神としてのイメージが強かったので、「なんとなく渾沌に使わせたくないな~」みたいなことを思ったかもしれません。
    今回改めてちゃんと二郎真君と哮天犬について調べてみて、自分の持っていたイメージとかなりぶれたので、やはり勉強不足なのが否めません・・・。