グラス王国編 登場キャラクター紹介


グラス王国編が完結したのでキャラクターのことなどを簡単にまとめました。


今回紹介しているキャラクターは以前『お知らせとキャラクター紹介』で紹介したキャラクターいません。


『この部分が抜けてる』と言うような部分が在りましたら気軽に言っていただけると幸いです。




・登場キャラクター

名前(適性魔法)


ミカ=アルゲーノス(雷)


元アルゲーノス家の3女でカイの相棒。総合第一学園で選択した冒険者体験でカイと会ってからほとんど一緒に行動している。

カイとラウラの下で修業した結果、魔力感知が出来るようになる。精度はまだ並。

何か隠していてそれを打ち明けようとしている。

実は甘い物に目が無い。そして、甘い物だったら無限に食えると思っている。実際ミカが食べた量を見て、カイは目を疑ったことがある。



ルナ=バザルド(水・闇)

バザルド帝国の第二皇女。戦闘に関しては護衛であるアルドレッドとセレスに教えてもらっている。2人の話しから冒険者に憧れている。

王国との交流戦でカイとミカに負けたことを悔しく思っているが、それ以上に友人が出来たことに喜んだ。

カイ達の言うローブ男達が早く捕まり、帝国に来ることを誰よりも待ち望んでいる。

最近の楽しみは、2人が帝都に来た時にどこに案内するか考えること。



アルドレッド(緑)

帝国の近衛騎士団、第一小隊の隊員。帝国で活動していた『守り人の牙』というAランク冒険者グループのリーダーだった。元冒険者ということを利用して総合第一学園の冒険者体験の担当教員になる。初めて王都に来たカイに一番初めに声をかけた人物でもある。面倒見が良い一面も持っている。

実は休日に孤児院に行って手伝いをしたり、子供と遊んだりしている。この頃は孤児が減っていることに嬉しく思いながら、孤児院の騒がしさが減ってきていることにちょっぴり寂しく思っている。



セレス(氷)

帝国の近衛騎士団、第一小隊の隊員。昔からアルドレッドと『守り人の牙』というグループを組んで冒険者をしていた。任務の他に王都の生徒達の強さも気になっていた。そのためアルドレッドに言い総合第一学園の教員になる。

腕前は近衛騎士団の中でもトップクラスで、魔法だけなら団長と副団長以外には負けないのでは?と仲間内で噂されている。

近衛騎士団の副団長は姉で、皆の前で「セレちゃん」と言われることに内心恥ずかしく思っていて、王都に来る前にやめさせようとしたが出来なかった。



ラクダレス

聖国に雇われて王都に潜入している聖国の情報屋。

基本的に誰からでも依頼を受けるが、悪事には絶対に手を貸さないようにしている。

カイに王国以外がどのような国かを教えた人。

実は白ローブとは知り合いで、彼女の正体も知ってる。そして白ローブと深い関係にあった親友を、自分のミスで殺してしまったことに罪悪感を抱いている。

その時に出来た傷のせいで戦えなくなってしまったが、日常生活に支障はない。



白ローブ(光)

常に白いローブを纏っているために白ローブと言われている。正体が分からないようにローブと一緒に常に仮面をつけているため、顔を見ることが出来ない。カイとミカが持っている仮面を渡した本人。

ものすごく強いこと、帝国の近衛騎士団にいたこと、王国には10年以上前からいることが分かっている。



フラージュ=アルゲーノズ

ミカの母親。ミカの槍の技術は母譲り。魔法に関しては感覚派で、教えるのがものすごく下手。過去に王都の『ゼーラ流武術』の師範に無傷で勝ったことがある



メッサー=ゼーラ(水)

王都でとても有名な上級貴族のゼーラ家の現当主の息子。息子と言っているが、メッサーは養子でゼーラ家の一員となった。元々は平民だったが、腕を買われて養子となった。

有名な武術である『ゼーラ流』のナイフ術の師範をしている。


そして、反国家団体のある部隊の隊長を務めている。ゼーラ家の養子となったのはスパイとして貴族の内情を調べるためだった。反国家団体に入ったのは、過去に…



フィール=クノス(氷)

ラウラの親友の内1人で、カイが持っている氷の魔力の元の持ち主。死の間際、ラウラに魔力を渡す。ラウラは魔力が共鳴したためカイに魔力を渡した。



ウィーク(氷)

総合第一学園に努めている1教師。どんな生徒にも平等に接する様にしているが、気が弱いため、威圧的に言われると小さい声になってしまう。それでも言わなければいけないことは言う。

長年色々な生徒を見てきており、自分の目に狂いはほとんどないと思っている。

そして、今まで命の危険にあうようなことは事前に注意をしていたため無かったのだが、ダンジョン探索で死にかけるようなことがあり、カイに助けられたことに深く感謝している。

色々な生徒がいると思っている中、カイだけは犯罪を起こすことなどないと信じていたため、今回のことを冤罪だと思っている。真実を知るために動いている。



サトレア=バザルド

帝国の皇后でルナの母親。白ローブとは親しい間柄にある?



サラ=バザルド

帝国の第一皇女。ルナの姉。姉妹仲はとてもいい。



ヒース=バーシィ

カイが元住んでいたバーシィ領地を統治しているバーシィ家の嫡男。貴族至上主義で平民のことを人間だと思っていない節がある。

異様にミカに執着していて、近くにいるカイのことを妬み貶めようと計画したが失敗。ダンジョンで死亡した。



プレア=ビューン

舎弟であるバイトを傷つけたことと対抗戦で負けたことでカイに恨みを持つ。

周りは凄いというが、実際は右腕がすごいだけで彼自身は特に何もしていない。

ミカを誘拐してカイを殺そうとしたが失敗。その後、バーシィの作戦に乗るが、それも失敗。最後は気絶したままダンジョンで死亡。



グリンド=ドッペルト

何もかも自分が好きなように決めつけてしまう性格。そのため、カイが不正を下と聞き、本当にしたと思っていた。また、自分がすることは全て正当な事だと思っている。

ビューンと一緒にミカを攫おうとしたが失敗。その後、バーシィの作戦に乗り失敗。バーシィ、ビューンと一緒にダンジョンで死亡。



ガル=バイト

カイと同じFクラスで下級貴族バイト家の息子。貴族という立場を使って人に命令を出すが、壊滅的な命令しか出せない。

ビューンの舎弟で、命令されてカイを襲うが返り討ちに。今もまだ外の景色が見ることが出来ない牢屋の中にいる。



総合第一学園 学園長

カイが通っていた学園の学園長。

重大なミスを起こしたため王子の逆鱗に触れ研究所送りとなった。

研究所でどのようなことをされているかは謎。



王子

自分の思い通りに行かないことがあるとすぐ怒り、誰も手が付けられなくなる。

自分に甘く、他人にとても厳しい。

カイの冤罪をでっち上げた張本人。

何か企んでいる。



ヒース&ビューン&ドッペルトの取り巻き達

命令されてカイ達のことを襲った者達は未だに牢屋に投獄されている。襲ってない者達は白ローブのことを兵士に伝えたが、調べても証拠は1つも出てこなかった。



謎の少年

膨大な魔力を調べに来た白ローブの前に現れた謎の少年。何が目的なのか分かっていない。だが、本人は「主人公を見極め、見守る者」と言っている。






・補足説明 まとめ


適性検査の結果

魔法の種類→検査のときに出る色


炎→赤色 水→藍色 風→緑色 緑→深緑色 雷→黄色 地→茶色 氷→青色 光→白色 闇→黒色 無→円のみ




魔力について

魔力は消費しても時間で自然回復する

一定以上消費すると倦怠感、頭痛などの体調不良をおこす。酷くなるとしばらく立つことが出来なくなり、さらに酷いと気絶する




魔法について

維持する魔法は発動させ続ける時間に時間制限がある。その時間制限は再度魔力を同じ量流すことで維持することが出来る。また、もともと存在する物を使った場合は時間制限がない

(例;無から氷を生み出した場合はいずれ無くなりますが、水を氷の魔法で固まらせた場合、溶けない限りそこにあり続けます)




冒険者について

*冒険者ギルドは魔国以外の全てにあり、全てのギルドで情報交換を共有することが出来る

*冒険者のランクはA~Gまであり、Aに近づくほど強くなる

ランクを上げる方法は「依頼を達成する」か「素材を冒険者ギルドに売る」の2つがある




ダンジョンに入るには

ダンジョンに入るにはそれぞれの国からの許可証、もしくは冒険者カードが必要になる。

また、帝国には一定のランク以上の冒険者でないと入れないダンジョンが複数ある




ダンジョンの仕様

ダンジョンは一定の階層でボスとなるそれまでのモンスターよりも強いモンスターが出てくる階層がある

また、ダンジョンで魔力を失った物を地面に置いておくとダンジョンに吸収されて無くなってしまう




魔封石

ダンジョンでしか取れない希少な鉱石。魔力を吸収する効果があるが、限界以上まで吸収すると、割れて今まで溜まっていた魔力を魔法に変換して辺り一面にまき散らす。その時の規模は石の大きさによる。大きければ大きい程吸収する魔力が増え、割れたときの威力が高くなる。






・これまでのあらすじ

 帝国との交流戦も終わり試験を突破して2年に上がることが出来たため、カイはミカと一緒にラウラの下に修業をしに行く。


 修業が終わり、王都に帰って来てみると『帝国の皇子誘拐』というやった覚えのない罪で連行されてしまう。


 連行された翌日の夜にミカと白ローブの協力もあり王都から脱出し、助けられながら帝国の帝都「パシフィズム」に向かう。

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