第3話 朝鮮半島
もともと日清戦争以前から李氏朝鮮は政治腐敗が進んでおり、それが日清戦争の引き金になったと言えるだろう。
彼らは自身の反乱鎮圧のため宗主国である清に援軍を要請した、そして派遣されるも
この時彼らは日本帝国との条約を忘れていた。
朝鮮領に清国軍が入ったことを確認した日本帝国軍が条約に基づき軍を派遣することを決定、すぐさま朝鮮半島に上陸した。
これを受け李氏朝鮮は反乱の鎮圧を宣言し両国軍に対し撤退を要請した。
だが両軍ともに互いの撤退を確認するまで撤退しないとしたためにらみ合いが続き、
日本帝国議会が対清宣戦布告を採択し内閣が天皇に上奏した。
これを明治帝は許諾、日本帝国天皇の名で清朝に対し宣戦を布告した。
そして前述の通り大敗、首都漢城は日本帝国陸軍第二軍団に占領され下関条約が締結されるまで日本帝国の軍政下にあった。
だが下関条約によって大韓帝国内の各種利権を日本帝国が接収し、拘束していた
光武帝(高宗)が再び皇帝として大韓帝国を統治することになる。
その際日本帝国は腐敗の元となっていた両班と言われる特権階級を追放し、
アドバイザーとして第一特務機関の人間を就けすぐに大韓帝国を日本の勢力下に置くことに成功する。(その際近代化論者達を政府高官にすることを忘れていない)
そして少しづつ朝鮮半島は近代国家としての体裁を整えていき日本企業による開発もあって成長するが反日主義者による第一次世界大戦後の皇帝暗殺事件やそれに付随する日本企業襲撃によって二度目の日本軍による占領を経験し、日本領となる。
それまでは日本の陰の支援の元、成長していた。
だが後に大韓帝国滅亡の道の始まりと言われることになる事件が元東アジアの王者、
中華地域で内戦が始まったころのことだった。
それは日本帝国政府が大韓帝国に対し新たな大使を派遣しその信任状捧呈式が行われた帰りだった。
大使が元大韓帝国軍人によって狙撃され即死したのは。
すぐさま警察によって捜査が始まったが大韓帝国警察は元々まともに捜査する気は一切なく捕まることはなかった。
日本国内では非難の声が高まり一切謝罪しようとしない大韓帝国に対し軍を派遣するべきという声も高まることになる。
それを工作員によって伝えられた皇帝はすぐさま謝罪の文を日本帝国天皇に対し送り
帝国政府の開戦する気はないという正式表明によって何とか危機を脱する。
だがこの出来事は日本による併合に繋がったのは間違いないだろう。
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