第8話 此れも又尽きぬご褒美で故盾なり!

 ジョーは・・・・・


  ヴァムシャ達の前に立つ・・・・・・

起きた者達・・・・・・


 「平穏は破られた」


 後ろにいるアヤも・・・・・

美しい白いヴァムシャ姿で・・・・・


 ユキナも・・・・・

レオネも同様に・・・・


 「俺は喰らう」

「飲み込んでいく」


 「再びの平穏の其の時まで」

「多くの平穏を守りつつ」


 空には多くのジョデアルが浮かび・・・・・


 あるはずだった麗らかな昼は・・・・・

儚く消え・・・・・


 ジョーもまたヴァムシャ姿で・・・・・

どちらかと言えば軽装で・・・・・


 黒い近未来忍者な・・・・・

ヴァムシャ姿で・・・・・


 凛々しく屋敷の庭に立ち・・・・・


 「俺は飲み込んでいく」

「多くを」


 「多くを喰らっていく」

「ついてきてくれ」


 皆異口同音に了承し・・・・・・・


 「「「アクティブ」」」

 

 右手を掲げ・・・・・

そう吼え・・・・・・


 美しい吼え声が響き渡る・・・・・・


 アヤもユキナも・・・・・

レオネも光と成り・・・


 ジョデアルに吸い込まれ・・・・・


 ジョーは理解する・・・・・

此のジョエガウドでこれからも平穏に・・・・・


 ジョーがあるべき場所を照らしてくれる・・・・

示してくれる・・・・・


 平穏に暮らしていく人々を理解し・・・・・

そのエールを・・・・・


 リソースに変え・・・・・・

己である機神ジョデアルを通し・・・・・


 喰らいリソースに変え・・・・・


 ジョーもまた吼える・・・・・

追い駆けるように・・・・・


 「アクテイブ」


 駆け抜ける光・・・・・・・


 多くに導かれ・・・・・・

導き・・・・・・


 ジョデアルの群れを貫き・・・・・・・


 ジョーは喰らい・・・・・・

盾と成り・・・・・


 空にある数え切れぬジョデアルが・・・・・

ジョーの光に飛び込んでいく・・・・・・・


 ジョーは盾を与え・・・・・・

尽きぬご褒美を与え・・・・・・・


 多くのジョデアル・・・・・・

ついていく者も飛び込んでいく・・・・・


 ジョーは快に進む・・・・・

たとえそれがあるべきだった平穏だろうが・・・・・


 快に突き破り・・・・・


 多くの者のエールを・・・・・

それ以外も同様に喰らい・・・


 ジョーの光が一際輝き・・・・・・

見上げた人々は・・・・・・


 同様に見上げている守ジョデアルも・・・・・

快に見上げ快に異口同音に・・・・・・


 「「「3」」」

「「「2」」」


 「「「1」」」


 ジョーの作り出した光・・・・・

白き太陽如きで何処までも優しき光をみつめ・・・・・


 人々はカウントダウンを・・・・・・

そして快に歓声を上げる・・・・・


 白き太陽からジョーの光から・・・・・

快音を上げ・・・・・・・


 蒸気機関車が黒き赤が映える・・・・・

蒸気念機関車ジョジョウジョウシュが


 快音を上げ・・・・・・

空を走る・・・・・・


 見上げる人々は快に見送る・・・・・・


 ジョー達は蜃気楼のような・・・・・

ガイストと呼ばれる念術で・・・・・


 快に見送られ・・・・・・・

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