第7話
「それよか、返せよ...!俺の携帯!」
「うん、いいよ。
もう、おねぇちゃんに言いたいことは全部メールで伝え済みだからw」
ミヒロは嬉々として、俺に
携帯を返してくれた。
やはり。
送信メールボックスを開くと
恐ろしい内容のメールが2通、マヒロへ
送信されていた。
俺は携帯を握りしめた。
そして、
さっき、ハグとかキスとかしてた相手が。
大好きな幼馴染マヒロじゃなくて。
その妹のミヒロだったことを見抜けなかった
自分を呪った。
「くそっ...!」
妹と寝てしまった事実は消えない。
戻れるなら、
ミヒロとキスする前に時間を戻したい。
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