文学です。

異世界転生である。魔法も出て来る。
男女逆転である。時代はほぼ中世。
こう来れば、ラノベとラベル付けるのは間違いない。ないのだが、これは文学なのだ。
ギャグもあれば、苛烈な戦闘シーンもある。
だが、文学なのだ。
本格的というのでは無いが、心理描写や古典や近世の文学からの多様な引用も含めて読み応えがある。
ラノベを軽んじるつもりは無い。私も大好物だ。だが、こうした文学書を時折読みたくなる。そんな時これと出会った。出会ってしまった。出会えたのは幸運だった。
軽く読み流すも良し。熟読精読するも良し。
私のような変態的活字中毒者から異世界ダイスキヒャッハー!な読み手まで幅広く対応可能だろう。
楽しむが良い!
それぞれの性癖に応じて!(笑)