第4話

さてさてさーて(どこかで聞いたことある?気のせいだよ)

街に転移しましたねー

すごいこの能力

え、てか能力に名前ないじゃん。

あった方がかっこいいし付けよ

うーん

そのままになるけど

レイン・マニピュレート

とか?

manipulateとは、操るとかって意味です(雑)

よし、レイン・マニピュレートだ。

とりあえず何しよう。

街に来たけどお金ないし稼ぎますか

仕事できるところー

お、なんかあそこいっぱい依頼あるじゃん。

いいのあるか聞いてみよー

「すいませーん。なんかいい依頼ありませんか〜」

「うむ、最近な、近くのボロボロなアジトに住んでる奴がこの国に襲撃してきて困ってるんだ。そいつを撃退して欲しい。」

「特徴は?」

「男で炎の魔法をよく使っているな」

...うん?

「見た目は30代前後、髪は赤で短めだな」

...んんん?

「あの...30秒ほど待っててください」

「...?わかった、待っておこう」

.............見覚えしかない

さっき会った気がするな...

なんかよくわかんないけど自分に当たった分の雨は自分の体に吸収されて蓄積されてるっぽいですね。

それ使っちゃいましょう...

「さっきのアジトへ」

........

レイン・マニピュレートホント便利だね

さぁさっきのやつはー

お、倒れてるねー

こいつを連れて...

「俺はまだ死んでないぞ?」

うせやん

男はナイフを出して

「死ね」

うわぁナイフで刺されたーーー

...はぁ

「それ私じゃなくて私の見た目した雨水ですよ」

見れば分かりますよ生きてるなんて...

元々気絶させるだけのつもりでしたしね(斬った後に治療して死なないようにしてあげた私優しい)

「なに!?...何故だ!?くそ...さっさと死ね!フレイム!」

炎飛んできたーー

てか私思ったんです。

私...体の中に雨あるし炎大丈夫じゃね?と

一か八か当たりに行ってみますかー

「避けないのか?じゃあさっさと死ねよ」

私は男の方へ堂々と歩いていきます

あ、炎は私に当たった瞬間鎮火されます。

「!?なぜだ!?なぜ効かない!?」

「うーん、私が雨だからでは?ということで、ちょっと眠ってくださいね」

軽く水で殴っときました(金属バットの形でね)

ということで街に戻りましょうか

「さっきの街の、依頼を受けた場所へ」

...........

ただいまぁっと

「すいませーん少し遅くなりましたが撃退しておきましたよー」

「...!?こんな短時間でどうやって!?」

「うーん...さっき間違えて入った場所がこいつのアジトで能力の相性的に余裕で倒せましたねー。こいつは炎、私は水、というか雨だから炎は聞かないのでね」

「な...なるほど。とにかく助かったこれが報酬だ」

わお、お金いっぱい

「ついでに、良ければでいいのだが、ここで働かないか?無理にとか言わないが、色んな依頼をこれから頼みたい。お前さんみたいな強いやつはなかなかいないからな...どうか頼む」

頭下げてまで頼まれちゃった....

もちろん、働かせてもらいますよ

「喜んで、任せてください」

そんなこんなで私、働きます

てか仲間欲しいね。探しましょうか

...........

あそこに美人で優しそうな女性がいます

年齢は10代後半

今、泊まるところを探しているらしいです

そんか彼女は一体誰か

そう、私d(((以下略

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る