第3話

...私ってほんとにこんな能力なのかな......

他に能力あるかもだよね

試してみよ...

未だに制御出来ない転移が能力なんて信じれない私です...

魔法とか....出せるのかな

力込めてみる...

....やっぱり...なんも...起こらない?

その時雨が降り始めました

...雨...こんな時に...

......あれ何か変?

私は気づきました

私だけ雨で濡れてない?

どういうこと?

雨に手を向けてみました

そうすると手を向けたところにある雨水が動きを止めました

そして手を動かすとその水は手の動きと一緒に動きました

...もしかして私の能力は...名前のレインを取って......雨を操れる...?

でも転移は一体?

...もしかして

雨水を使って転移できるの?

でも寝てた時に転移が起こったのは...?

何も無いとこでもだし...

寝てた時の転移は...ボロボロな宿だったから雨漏り...?

何も無いとこは...雑草見てたから気づかなかったけど雨降った...?

そういうこと...なのか?

試しに転移...できるかやってみよう

私は転移したいと願い雨を操りました

そうすると...

よく分からない所に転移しました

...やっぱり私は雨を操れるみたいだね

これは...強いのか?

水ならまだしも雨っていう縛り付きかぁ...

外だったら雨降らせれるっぽいけど室内だと...ねぇ

キツそう

てかここどこだよ室内だし

「貴様どこから入った」

...

あ、これやばいとこ入ったね

「すいません私もよくわからなくて、すぐ出てきますね」

「止まれ」

嘘でしょ

「簡単には逃がさん、中に入ったからには死んでもらう」

...

まってここ室内じゃん雨降らせれないよどうしよう

はー...

私、外まで全力で走ります

「逃げるな」

なんで追いかけてくるの...

とりあえず外目指して走りました


構造がわからん!!

どうすればいいねん!!!

よし...雨降らせよう。

雨水をまとめて今いる場所の真上に降らせればもしかしたら天井貫通させられる

そうとなれば実行

私はまず雨を降らせました

そして手を真上にあげます

「急にどうした?降参か?」

そんなわけ

...

結構水集まってきたね

でももうちょっと、もうちょっとだけ

「大人しく死ね」

...こいつめんどくさいな

「死ね」

うわ...炎飛んできたよ

普通に避けました

「避け無かったら苦しくないよう殺してやる」

はあ...めんどくさい

「死ぬのはあなたですよー」

私は溜め続けた雨を一気に落としました

狙い通り天井貫通して私の場所まで降ってきました

これだけ雨水あれば大丈夫そうだね

「なぜ雨が!?」

「私の能力っぽいですよ」

私は水を剣の形にし思いっきり男の顔を斬ってやりました

うそこれホントに斬れるの?

強いじゃん

そんなこんなで男を殺すことが出来ました

さあ、雨水あるし転移しちゃいましょう

転移先は...


近くの街へ

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