( 'ω'o[第10話]o 地獄の特訓

?「… ろ … きろ … 」

ん ~ … 誰かの 声 が する … けど 眠い…

?「… きろ … おきろ … 」

聞いた事 ある 声 だな … でも 寝てたい …

?「おきろ … 起きろ ! 起きろ ッ つ ッ てんだろ!」

のわぁぁあ ?! 誰 ?! 起きた ! 起きたよ !

🖤「や ッ と 起きた … この 寝坊助 が」

なんだ … 璃麻 か …

ッ て , 今 何時 ? 外は まだ 暗い し …

叩き 起こして 一体 何が …

🖤「只今 朝の 4時 3分 ~ ♪ 特訓すんぞ 」

よ , 4時 ?! どうりで 眠い 訳で …

‪🦜‬「…… おやすみ 」

🖤「あ ッ , 馬鹿 起きろ ごらぁ ! 」


♪。.:*・゜♪。.:*・゜


璃麻に 無理矢理 起こされ

リビング に 行く と 梨衣菜 が 仁王立ち で

私 を 待 ッ ていた … ? 訳で 。

☄️「おはよう 縷韜 君 ! よく眠れたかい ? 」

‪🦜‬「こんな 時間に

叩き 起こされて 眠れたと 思う … ? 」

んで , 何 その キャラ …

☄️「ま , だよね … 眠れないよね …

でも 目覚ましてね ? 」

鬼畜じゃねーか !

ッ て , 璃飫くん と 麗緒くん は … ?

あ , まだ 寝てんのか …

🖤「まぁまぁ…行成いきなり 特訓は

流石にキツイだろうから 先に

朝ごはん 食べな?」

あ、よか ッ た…そこまで鬼畜じゃなかった…

‪… ッ て …

‪🦜‬「まさか … 璃麻が朝ごはんを… 」

☄️「いやいやいや … 璃麻には 作らせないし… 」

🖤「え? なに?」

‪🦜‬「え ッ いやなんでも…」

あ , あはは …


♪。.:*・゜♪。.:*・゜


☄️「はい召し上がれ」

ドドン。

うわ … なにこの

ギャル○根 が 食べてそうな 山盛りご飯 …

米の1粒1粒が 艶々つやつや してて 美味しそう …

だけど 多すぎない ? ねぇ ?

🖤「体力作り に 飯 は 欠かせないからね ~ 」

‪🦜‬「無理無理 ! 私 こんな 食べれないし … 」

☄️「絶対完食 してね ? 」

‪🦜‬「え , えぇ … 」

… 1週間掛かるけど … いい?

🖤「いいから 食べろよ ? 」

‪🦜‬「い , 頂きます … ? 」


♪。.:*・゜♪。.:*・゜


‪🦜‬「むり … ぐ る゙じ い゙ … 」

(訳)むり … 苦しい …

🖤「ほーら あとだいたい 3 kg 残 ッ てんぞ ~ 」

‪🦜‬「ただでさえ 少食なのに

300g 食べただけでも 褒めてよ … う ッ …」


※ 300g=2合です。


☄️「まぁ… 別に 今日中にとは言 ッ てないし… ?」

‪🦜‬「え ? まじ ? 」

☄️「但し , 腐らせたら 4kg 追加ね 」

‪🦜‬「わぁ ~ ! 梨衣菜 天使 ! 梨衣菜様 ~ ッ ! 」

☄️「まぁ … 天使 の 子孫 なんだけど … 」

🖤「梨衣菜 や ッ さし ~ 」

ペナルティ は 鬼畜 だけど …

冷凍保存 できたら こっちのもん !

冷蔵庫 借りよ ~ ッ と ♪

🖤「あ , それ 片付けたら 特訓な 」

‪🦜‬「…ゑ ? 」

こんな量 食べた後に ?

無理無理無理 ! 今でも ゲロりそうなのに

流石に 大量に ゲロる よ ! … う ッ …

☄️「ちょ , 縷笯 ! 」

🖤「あ ~ ッ ! ここで 吐くな ! おま 馬鹿 ! 」


🖤☄️「縷笯 ~ ッ !!!!!!!!!」


♪。.:*・゜♪。.:*・゜


ソファーに横たわる私と

それを見守る (?) 璃麻と梨衣菜 。

起きてきて 朝ごはん食べてる 麗緒と璃飫と琉貴。

‪☄️「縷韜 大丈夫 ? 今から 特訓 だけど … 」

‪🦜‬「え ? 今から ?! 」

まだ 15分しか 立 ッ てないんだけど … ?

🖤「 “しか” ッ て … “もう” だよ ッ ! 」

あのねぇ …

‪🦜‬「無限能力者チーター と 一般人 は 違うんだよ … ? 」

⚡「そーだぞそーだぞ (もぐもぐ 」

お前関係ねーだろ…

🖤「ん ~ … じゃ , 回復魔法 掛けたげる 」

え , 今頃 ?

🌿‪🦜‬「最初 ッ から そうしてよ … 」


♪。.:*・゜♪。.:*・゜


‪🦜‬「え ッ とぉ ... 此処ここ...何処どこ ? 」

地面 には 1面 光を 浴び 輝く 綺麗な緑の芝生 ,

周りを 見渡しても 何にもなく ,

向こうの 方に 地平線 が 見えるだけ 。

上を 見上げれば 雲一つない青空 。

どれだけ 見回しても 太陽 が ない のに

昼間 の よう に 明るい の が 不思議...

🖤「ここはね , 競技場 。」

私 の 隣 に 並ぶ のは

邪所家 全員 と 矢光家 の お2人 。

‪🦜‬「競技場 にしては 何も無いけど … 」

日本 に あるような トラックもないし ,

ハードル とか 高飛びのやつとか

本当に 何もない …

🖤「あのなぁ … 琳王国は 魔法 の 国 …

なにか あるようじゃ 邪魔で仕方ないの … 」

‪🦜‬「え , じゃぁ 競技 ッ て … 」

☄️「え ッ とね … 競技 ッ ていうか 格闘技場… ? 」

🌿「観客席 も 何も無いですけどね … 」

ッ てか … 私たち 以外 人 1人も いないね …

🖤「まぁ , 此処は 私の “中” だし … ? 」

‪🦜‬「え? 璃麻の中 ? 」

め ッ ちゃわかりにくい

🖤「中 ッ つうか , 私の 能力で 作 ッ た 空間 … ? 」

あ , め ッ ちゃわかりやすい

☄️「ッ てことで ,

まずは 麗緒と 戦 ッ てもらうよ 」

💜「え , 僕 ?!」

⚡「ちぇ ッ … 俺様 じゃねーのかよ … 」

🌿「流石に お前相手じゃ 強すぎるだろ … 」

すんごく 馬鹿にされてる感あるけど

実力 的には 負けるんだよ ... 多分 ... 。

もしかしたら 私 , この世で 1番 弱いかも ...

🖤「んな事は ねーよ ...

麗緒の方が 大分 弱い ... 」

‪🦜‬💜‬「え , えぇ ... 」

☄️「ルール は 簡単 …

自分の 足以外の 身体が

地面に 着いたら 負け。

殴 ッ て良し , 蹴 ッ てよし 。

魔法使 ッ てもよし 。 分か ッ た? 」

え , 殴 ッ て いいの ?

ッ てか … 私 魔法 使えないんだけど …

🖤「魔法使えないんなら 殴る 。 これだけ 。 」

‪🦜‬「え ? …え ? 不利じゃね ? 」

🖤「麗緒が 魔法使えるとは 限んないだろ」

え ッ でも 琳王国の 人は 全員 魔法 使え …

☄️「よーい スタート ッ ! 」

‪🦜‬「まだ 話してる途中 なんだけど ッ ! 」

💜「… お , おりゃ ッ ! 」

麗緒 くんの 隙 見え見え パンチ が

私の 方に 向か ッ てくる ...

‪🦜‬「ほ ッ ... 」

左斜めに 避け

💜「 ?! 」

‪🖤「本気で や ッ て いいぞ ~ 」

え , まじ ?

でも 本気 ッ て ...

取り敢えず 全力 で ビンタ ... ?

💜「ど , どりゃ ! 」

左 ストレート ...

あ ッ やべ !

ポカッ

... 何これ 痛くない ...

今のうちじゃ ッ !

右の 頬 ッ ぺ が がら空き だよ ッ !

バチィィン

………

💜「 ~ ッ ... 」

…ど , どうだ ッ !

... え ? 泣かないで ? 泣かないで ?

やだやだやだ!私 何も悪くないk ...

💜「…うぅ…」

🖤「あ ~ あ ... 泣いちゃ ッ た ... 」

え ? 私 が 悪い ? まぁ , 私のせいだけど ...

璃麻 本気でやれ ッ て 言 ッ たよね ? ねぇ ?

☄️「まだ 両者 とも 失格じゃ ないよ ~ 」

あ , そ ッ か

トン ッ と , 優しく 麗緒の 肩を 両手 で 押す

💜「んわ ッ ... ! 」

トスン ッ

麗緒 が 尻もち を つく 。

☄️「はい 麗緒の負け ~ 」

‪🦜‬「なんか あ ッ さり 勝 ッ ちゃ ッ たよ ...」

💜「む ~ ... 」

あ ~ ... 嫌いにならないで ~ ...

🌿「今 回復魔法 掛けるから ~ ...」

おぉ 璃飫君 優秀…w



🖤「流石に 麗緒 は 弱すぎたか…」

おい璃麻 お前 空気読めよ

あ …あ ~ あ … また 泣いちゃ ッ たよ…

⚡「ちょ ッ と璃麻~?

  また麗緒ちゃん 泣かせた でしょ~?」

🌿「ちょ ッ と 男子~?の ノリで 言うな」

🖤「琉貴 じゃ強すぎるしな…」

そんな に 私 見下されてるの?

実力的 には 負けるけど…(二回目)

🖤「ッ てことで璃飫と 戦 ッ てもらうか…」

‪🦜‬🌿「 ッ え?!マジ?!」

🖤「マジ マジ。」

‪🦜‬「私 , 圧倒的 不利じゃね…?」

🖤「だぁかぁら , 相手 が 魔法 使える とも

  限んない でしょ?」

えぇ…でもさ…

🖤「つべこべ言ってないではじめ ッ !」

えええぇ…

🌿「や , やるからには 本気で 行きますよ!」

そう言う と 構え の ポーズを。

えええぇ!? 成人男子が

女子小学生に 暴力 振る とか 犯罪 じゃん!

HE N TA I!エッチ スケッチ ワンタッチ!

⚡「ぶ ッははwwwなんだよそれww」

🌿「何言 ッてるんですか…これ

  一応競技なんですからね…?」

あ、そうだ ッた

🖤「璃飫~!特訓の成果を見せてやれ!」

🌿「えぇ…

成功した 試し なんて 一度 も ないのに…」

はぁ!?魔法使えるの?!

☄️「魔法とは一言も

言 ッ て 無い けどねぇ…(小声)」

え?今 梨衣菜 何て…


大きく深呼吸する璃飫君。

すると ゆ ッくり かめ〇め波のポーズ。

なんか 大技 が 来る…!?

に、逃げたいけど 何処に 逃げればいいの?!

🌿「なんじちから ヲ…」

な、なんぢ に ちから…? ま , まずい 予感 が…

慌てる 私をよそに , 呪文を 続ける璃飫君。

🌿「汝ニ 大地だいちちからヲ 分ケ 与エ たまヘ…」

りあ君の手の中に緑の球体が出来る。

🌿「放て!grass puella 草 魔法 !!」

ぎゃああぁぁぁ!!!!!!!!!!

しぬうぅぅぅ!!………


全員の視界が白に包まれ、爆音とともに

縷笯は周りの土地 諸共もろとも吹っ飛ばされた………


と、思っていた。

光も、爆音も、吹っ飛ばされる事実も

存在しない。


何故か小学生がよくやるあの

「バリア!!」のポーズで固まっている私も

何が起こったかさっぱりわからない…


沈黙。

皆が固まっている。


最初に動いたのは璃飫君だった。


🌿「ま、また失敗しちゃった…あは…」


……ゑ?


琉貴、吹き出す。


⚡「… ッ…ぶっははwwww

  何も起こんねーじゃねーかwww」

🖤「は ッ ははwww竜頭蛇尾じゃねぇかwwww」


ッ りw 璃飫君が可哀想だから

笑うのよしなよww


☄️「るw縷韜も笑 ッ てんじゃんww」

🌿「も、もう...みんな 酷いですよ...」

あ、ごめんごめん…


♪。.:*・゜♪。.:*・゜


‪🦜‬「…で、結局引き分けなの…?」

ただいま、ピクニック状態。

どこから出たのか ブルーシートの上に

皆で仲良く 体育座り(※) 。

⚡「まぁ、結果的にはそうだな。」

朝の 残りのご飯 もぐもぐ...

🖤「麗緒と璃飫じゃ相手にならんしな...」

🌿💜 〈 ガタッ 〉

ど ッ から出たんだ今の音 椅子も机もないのに...

☄️「まずは 縷韜 に 魔法 教える所からかな ... 」

🖤「強い魔法 取得 すれば 琉貴に

勝てない 事 も ないだろ 。」

え , 嘘 ?

⚡「お , 俺様 は お前 ごとき に

やられる つもりは ねぇからな ! 」

私 だ ッ て お前やるつもりも ねぇよ

☄️「... 妖属性 ... ? だ ッ け ?

夢 を 操る なら 色んなこと 出来るよ ... 」

い , 色んなこと ... ?



----end-----


※ 体育座り の他にも おやま座り とか

三角座り とか 色々 ありますね



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る