タイトルから「老人と海」になぞらえた物語なのかと予想して読み進めました。
1部と2部でガラリと世界観が変わるのに、自然につながっているストーリー。
主人公「全力さん」の、なんとまぁチャーミングな事。
悲劇でも喜劇でもないのに、読みながら泣いたり笑ったりしました。
とても時間をかけて、ゆっくり読みました。
特に全力さんの手紙は心に残ります。
人生で大切なもの。
そして、果たすべき役割。
各所に印象的な言葉が散りばめられており、その度に何故か自分の人生と重なり涙が出ました。
多くの人に読んでもらいたいです。