第13話 イケメンと美女

イケメンと美女はやはり小さい頃から「可愛い可愛い」と言われて育っているから、自分でイケメン・美女と分かっているんだろうな。どんな気持ちなんだろう。


そりゃ私だって人間だからイケメンや美女が好きだ。でも悔しいから嫌いだ(笑)

私は女子高だったので美女が沢山いた。私が出会った美女には2パターンあった。自分で美女と分かっていて他人を褒めると分かり易く機嫌が悪くなる「自分が一番可愛い」と思っている美女と、「可愛い」と言われることをとことん嫌がり、目立つことを嫌い、本当に謙虚な美女だ。


後者はかなり確率が少ない。そしてとても良い子だった。一緒に夏祭りに行くと彼女目当てでナンパされるが(私はガン無視される)、彼女は本当に泣きそうになるくらい嫌がる。自己肯定感がかなり低いタイプの美女なのだ。


一方の「自分が一番可愛い」美女タイプはかなりいた。性格が悪いわけではない。ただ自分より可愛い子を認めることはなかなか出来ない様だった。それも生きにくいだろうなぁと他人事ながら見ていた。


イケメンもそうなのだろうか?まあ似たようなもんだろう。

謙虚イケメンは好きだが、表面的な謙虚さなら嘘っぱちなので、逆に堂々としていてくれた方がまだマシだ。


生まれながらのイケメンや美女は苦労も多いだろうが、先述した生まれながらの肌綺麗な人と同じように、生まれ持った才能なのだから仕方ない。


まあ何だかんだ言ってもやはり、自分で自覚しているイケメンや美女はやはり嫌いだ(笑)


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