第2話 デートの約束
俺が告白し3日たった。その後もRAINで毎日話していた。
〈明日の土曜日は空いてますか?もし空いていたらデートに行きませんか〉
彼女からデートのお誘いが来た。
彼女の進学先はかなりの進学校なので、春休みの提出物もかなりだされてるらしい。俺は誘いたいがRAINだけで我慢していた。だから、すぐに返事をした。
〈行きます!〉
プルルル
「おわっ!」
急に電話が来てかなりビビった。
「もしもし」
「もしもし。明日のことを話そうと思って」
「あ〜なるほどね」
「あの、私行きたいとこがあって」
「ん?どこ?」
「映画館なんですけど」
「あ~、いいよ、行こう。見たいものとかある?」
「ありがとう。スターウァーズが見たくて」
スターウァーズとは壮大かつ、圧倒的なストーリーと魅力的なキャラ、音声、映像技術など多くの理由から10作もある超大作SF映画だ。そして、11作目の今回はシリーズの完結編。
「いいね、俺も見たいと思ってた」
「ほんとに大丈夫?かなりの長編だし、他の10作も見てる?」
「うん。ほんとに見てるよ」
「よかった。1人で行くのはちょっと恥ずかしいし、一緒に行ってた子は予定が合わなかったし」
(一緒に行ってた子って誰だろう。男の子…かな)
「あ、うーん」
「ん?どうかしたの」
「いや、なんでもないよ」
「ほんとは?」
「あ、大したことじゃなくて、一緒に行ってた子て誰かなと思って」
「……」
「聞いたんだから何か言ってよ」
「それでちょっと嫉妬したと?」
「そういうわけじゃないけどさ、ただ…」
「ヤキモチ妬いたんだ」
(クソ!素直に否定できない)
「なんでもない。忘れてくれ」
「大丈夫だよ。遥ちゃんだから」
(古田さんか。恥ずかしすぎる!)
「恥ずかしいからこの話はおしまい!集合時間はどうする?午後の方がいいかな」
「うん2時に駅前に集合で」
「了解」
「さっきのは可愛かったよ。おやすみ」
(結局バカにされた気がする。しかもなんか言う前に逃げられたし)
「おやすみ」
夏鈴視点
「あ、うーん」
「ん?どうかしたの」
「いや、なんでもないよ」
(この感じ絶対に何かある)
「ほんとは?」
「あ、大したことじゃなくて、一緒に行ってた子て誰かなと思って」
「……」(なにそれ!もしかして嫉妬かな)
「聞いたんだから何か言ってよ」
「それでちょっと嫉妬したと?」
「そういうわけじゃないけどさ、ただ…」
「ヤキモチ妬いたんだ」
「なんでもない。忘れてくれ」
「大丈夫だよ。遥ちゃんだから」
(可愛い。嫉妬してるの可愛すぎるよ)
「恥ずかしいからこの話はおしまい!集合時間はどうする?午後の方がいいかな」
「うん2時に駅前に集合で」
「了解」
(このまま切る流れだ。どうにかして最後に言いたいなぁ)
「さっきのは可愛かったよ。おやすみ」
「おやすみ」
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どうも作者です。
私は心情を表すのはどうも苦手なようです。
古田遥さんについては今のところは今後の出演を考えてないため、書きません。出演することになったらまた書きます。
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