遠く異国の地と、この国を結ぶ、この旅の終着点がこれだったんですね。
礎というか、不変というか、それは人と人との繋がりや、やり方というか考え方にも通ずる……そういうモノを感じました(とりとめもなくてすみません)。
英米風のテイストで始まりましたが、終わりは日本の町の中。
そのラストシーン。時は動いていくけど、変わらないモノがそこには――かの地やこの国に――ある、と感じました。
面白かったです。
ではでは。
作者からの返信
「時は動いていくけど、変わらないモノがそこには――かの地やこの国に――ある」と、そんな風に感じとって頂けてすごくうれしいです!
私自身がこれを書いていた時、悩むところがあって、書きながら、かつて旅行で訪れた場所や出逢った人を思い出していました。それで「あ〜、あの人はこうだったな」と記憶を辿って書いているうち、最後に不変なものに自分自身が癒やされた感じでした。
まだまだ未熟ですが、文章を少しでも学んでいきたいです。また、自分自身には書くのが無理なジャンルですが、四谷軒様の時代小説を読みに行くかと思いますのでよろしくお願い致します!
「基本的な事が一番難しい」
素敵なキーワードだと思います。
すごいなって思いました。
この言葉を考え出すなんて。
ミステリーに絡めて書かれてて、最期まで
面白く読めました。
「帰る時、月の位置は変わっていた」
こんなふうに時間の経過を書けるのもまた
いいなって思います。
楽しく読ませていただきました。
作者からの返信
応援コメント、ありがとうございます! いえいえ、そんなに力はないのですよ。基本が一番……というのは、割と日頃、自分自身が実感しているのかもしれません。
「月」に関しては、時間の流れもそうですが、月は位置が変わるけど、笠原鮮魚店の灯りはずっと動かなくてブレてないみたいな感じも込めてあります。この下町の風景が割と最初から頭の中にありました。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。励みになります。またこのお話については近況ノートにも書こうと思っています。よろしければそちらも読んで下さいね。
非常に面白かったです。
ですが…、時代考証が難しい作品ですね…
架空の日本の都市、時代のお話でしょうが、どうしても1945年を挟んでいるということで、そこを意識してしまいます…
作品としてはストーリーも文章も魅力的ですから、コメント、難しいです。(((^_^;)
作者からの返信
応援コメント、ありがとうございました。非常に面白いと言っていただいてうれしいです。……が、時代考証、やらかしちゃったかも? そうですね。1945年の第二次世界大戦の世界事情を考えていなかったです。そこを考えて時代設定すべきでした。
この年代にしたのは、実は昔、読んだスポーツノンフィクションの、過去の名ピッチャーと言われた人達の野球人生の裏にあったものを描いた話の1つが印象的で、それをモチーフにしたからなんです。その方のプロ入りが1955年で、それに合わせてしまった事により色々矛盾が生じたかもしれません。
今は中編も書き始めていますが、これからは年表等利用し、きめ細かな設定を心がけようと思っています。指摘をして下さってありがとうございます。☆彡(^^)