ミスターパラサイト

 年齢:27


 身長:203cm


 体重:133kg


 髪:頭部を赤い覆面で隠している。


 瞳の色:青い瞳だが、長らく見つめていると、その白目の中に何かが泳いでいるのが見える。


 一人称:ワレワレ


海外より参戦した覆面料理人。本名は『アレキサンダー=アンツ』

天井を擦りそうな長身にムッキムキの筋肉、母国の白衣に身を包んでいるが、その動き方がぎこちなく、時々首が360度回転してるのを見た、なんて話も聞く。

素顔はイケメンだが、肌には無数の腫物があり、しかもそれが蠢いていて、不気味。笑顔がぎこちないが、道を譲ったり挨拶したりと礼儀は正しい。

倫国とは異なる系統の料理、ざっくりいうとイタリア系のパスタやピザ、ステーキにポタージュなどを得意とする。

審査員も食べ馴れない食材が多いがその味自体は悪くなく、ただのご馳走としてだけではなく、日常の食事としても十分美味しい、とされる。

外国人故に言葉に不慣れで、単語をぶつりとつぶやくような話し方をする。ただし聞き取る方には問題ない。

その正体は真っ赤な蟻に寄生された犠牲者。体内には女王蟻を含めたコロニーが出来上がっており、それらが筋組織の間を這いまわり、神経の代わりをして肉体を操っている。

意識は苦痛の中でまだ生き残っており、そこから情報を引き出されている。

蟻たちの目的は生活圏の拡大。人間を操らなくても、食材として権益をスルーさせることで母国の仲間蟻を大量に呼び寄せる計画を立てている。

なお、これまで出してきた料理にも蟻のエージェントが紛れており、緊急フェロモン一発でそれらの神経や血管を噛み千切り、死に至らしめることができる。

『気』については全く未知の技術であり、その研究のため、人体実験を計画してはいるが、実行はまだしていない。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る