　年齢:４６

　身長:１７７ｃｍ

　体重:９８ｋｇ

　髪:わずかに黒が残る白髪を肩まで無造作に伸ばしている。

　瞳:やや緑がかった瞳をしている。

　一人称:吾輩

ふっくらふくよかな体系、四角い頭もパンパンに腫れており、全体として重量感を感じさせる。

今大会の優勝候補筆頭。『大美食倶楽部』の総支配人。また作家、思想家、芸術家、予備校講師と経歴は多岐にわたる。

受賞歴も料理だけにとらわれず様々獲得しており、先代皇帝からの勲章も頂いている。

良くも悪くも二つ名は『美食帝』で、食に関する仕事をしている人間ならば必ず名前は知っているほどに有名人。そしてすさまじい影響力を誇る。

料理自体は徹底した食材重視、より良く新鮮で自然な食材を最低限の調理で出すのが最上としている。サラダなんかトマトを鉢植えのまま出す。

また味の濃い調味料は本来の味覚を殺すものとし、忌み嫌っており、ジャンクフード殺すべしもまた心情としている。

実際の料理の腕は悪くないのだが、その影響力の大きさゆえに、客観的に料理の採点できる審査員が存在せず、例え正直に『不味い』とでも判定すれば、叩かれるのはその審査員の舌であり、二度と料理関係の仕事にありつけないよう圧力が忖度される。

なのでこれまでの予選、全てが対戦相手の自主的な棄権でかち上がっている。

横柄で頑固、思うがままに芸術を作り、邪魔するものは皇帝であっても許さない、正に芸術家。

プライベートでは妻をＤＶで殺し、その裁判で料理を振るうことで無罪を勝ち取った伝説がある。

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