てこha方向音痴
てこは方向音痴だ。結婚した当時、引っ越して自分が居る場所もあやふやだった時、とりあえず通院する病院に行ってみようとパソコンのネットの地図(当時はスマホも持っていなくて地図は無かった)で調べて車を出しました。
目的の病院が見えて大方の場所を確認したてこはじゃあ戻ろうと引き返した帰り道、道を一本間違え途中で見慣れない通り道を走っている事に気付いた彼女は仕事中のたくに電話をかけながら号泣した挙句お義父さんに道を教えてもらった事がある。
ある日たくの会社内で飲み会があり、終わったらたくの会社まで迎えに来て欲しいと言われました。てこは場所だけは解っていたので飲み会の終わり頃にたくの会社付近に行きました。
判らぬ‥‥
会社付近に行ったが会社が沢山ある中で看板は見つからなく周辺をグルグルと回った。飲み会は会社内でやっていて辺りは暗く、たくに電話をかけても外に出ようとはしないので近くの大通りの目立つ自動販売機のある場所にいる、と言ってその近くに車を停めて待っていた。
その二十分後たくはやって来た‥‥
酔っ払いながら後ろに外国人技能実習生の方が二人ばかり後ろにいる。彼らは引き返したが、車に乗ったたくは文句を言いながら言う。会社でたくが面倒を見てる外人さん達が彼を心配して
「センセイ、帰れない」
「センセイ大丈夫?」
と心配され途中までついて来てくれた。以上、てこの方向音痴でした。
終わり
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