夜中の散歩 お題:くさい夜中 制限時間:15分
臭う。なんかの臭いがする。
今は夜中の1時を少し過ぎた頃。
趣味の夜散歩をしていると、いつもところ違う事に気がついた。
臭うのだ。それも嫌な臭いだ。
嗅いでいると頭が痛くなってくるほどの強烈な臭い。
私は思わず臭いの正体を確かめようと行動を起こした。
もしかして事件なら警察に連絡しないといけない。
でも警察に連絡するより単純に興味が抑えきれないのそれが本心だと思う。
臭いは藪の中からしている。
藪の中は直視は出来ない。実際に臭いの正体を確かめるにはかなり接近する必要がある。
私は恐る恐る藪をかき分けて臭いの元を見た。
それは箱だった。赤い箱で両手で持てるようなサイズで箱の上部には賽銭箱のような穴が空いていた。
私の嗅覚はその赤い箱が臭いの元だと感じている。
しかし私の理性は疑問を投げかけている。
箱が小さすぎると。臭いの強さを考えるともっと大きくてもいいと思う。
だが実際にあるのは両手で持てるような赤い箱だ。
つまりそれは中身がとんでもなく臭うとゆうことだ。
私は思い切って赤い箱に手を伸ばした。
そこからの記憶がない。
気がつくと朝になって私の家で寝ていた。
あれは夢だったのか?
それにしては朝から身体が痛い。
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