トリガーは過去の私 お題:過去の悪意 制限時間:15分
私はまさに今、追い詰められている。
目の前に迫った脅威をいかに回避するべきか?
それともいっそ当たって砕けるべきか?
今の私が追い詰められているその訳はまさに過去の悪意と表現せざるを得ない。
気がついた時にはもう手遅れだった。
もう脅威はすぐそこまで来ている。
ああ、私をここまで追い詰めてしまう過去を変えてしまいたいと願う時もある。
だがそれは無理なのはわかっている。
でもそう願うことをやめることはできない。
それほどの脅威。
何よりその脅威をもたらしたのは過去の自分であることこそがさらなる悩みだ。
過去に何があったのか?
私はそれを思い出す。
「今日こそはダイエットしよう!」
もう何度目かの決意表明。しかしそんな決意は簡単に砕ける。
「え!今日はシュクメルリ鍋があるの?
よし!シュクメルリ鍋ください!」
過去の私よ。
厳密には3時間前の私よ。
なんでよりによってカロリー高めやつ食べたの?
おかげで体重計のるの恐ろしくなるじゃない。
でもまた繰り返す予感がする。
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