第32話 分岐点
機械音や十を超えるウィンドウが空中に現れ男性二人と連携、その一つに記憶置換とあった白文字から幾何学模様に変容し、天辺から下に塗られ始め、青色の幾何学模様に成る。一方から信号っぽい音が鳴る赤文字危険と映している表記が正常となって、女性から基盤を外す許可が下り「あの」と続く。
「想定外の事態で申し訳ございません。実は、わが校に入学を」
俺は基盤を返し「嫌です」とドアに触れるが「セキュリティを解除しないと開きません。お名前から教えて頂けませんか?」とかしこまる女性に名を告げていた。
「シオン君、私たちは昨日の事件から現場の検証をして来ました。足して我々の捉えている映像、それは手を仰いだ君から紋様が起爆する様に見えたんです…記憶の供給もそう、幾何学模様を不十分に認識していた結果が招いた不足だと解析しました…お願いします、宇宙文明を解く我ら学校に、加勢して、欲しいんです、我々は君と友達をスカウトするためにこうして赴きました」
俺は「ニュースからスマートフォンまで、貴女たちの言う映像にある罪の跡が消えない人を? 捕まえたければ出直したら」と伝えるが「ご心配なく、我々が一つ残らず追跡し未来を含む有害からの保護を約束します」との事で何だか断り辛い。
この世界は俺が思っているより複雑で「どんな学問が学べますか」と紡ぐと想定の様な眼差しが差し込む。
「我が校からの進路先は芸能や大手企業など幅広く、シオン君に興味がありそうな事が学べると思います…特に医学、どうですか」
「…」
「残念ですが、記憶の供給が成立しない以上口頭からは制限があります。規定範囲を越えてお伝えする事は出来ません。そして、私の会話は記録されています」
白衣からメモ帳を取り「詳しくはお伝え出来ませんが、お越し下されば疑いが晴れると確信しています。是非、見学に」と一枚破きドアが開いた。
メモには詳細な手順の脳手術が記載されていたが、そうまでして。
──医者になりたかったのか──
そう実感し一頻り続く道を進んで迎えにいく。
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