第8話

やがて。

どうしたのか、マヒロまでお酒強くないのに、

「生ください!」などと言って飲みまくっていた。


俺はマヒロに注意した。


「おい、おまえ、飲み過ぎじゃねぇか?もうやめとけよ」


「うっるさい!シンジ!!」

「大体なんで、あんたがここにいんのよ!

最悪なんですけど!」


その言葉を最後に、マヒロはくてっとなった。


「ヤバイ。飲み過ぎた。シンジ。

悪いんだけど、家まで送って行って」


「あ、マヒロちゃん!俺が送って行くよ?」


藤島が割って入ろうとしたけど、

マヒロの奴が

「結構です!」と強い口調で言ったので、

藤島は、引かざるを得なくなってた。


「仕方ねぇなぁ...」


俺はマヒロをおんぶして、

マヒロの誘導に基づき、家まで送ることにした。




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