第7話

そうこうしているうちに、相手の女の子5人が現れたのだが、俺は、驚いた。


5人のなかで一際、可愛い女がいたのだが、

やたらと見覚えがあった。


それもその筈。


その女の名前は、真島マヒロと言い、

俺の幼馴染であり、俺の元カノでもあったのだ。


「げっ...」


小さな声で、俺は呟き、

眉間にシワを寄せた。


マヒロと対峙し、


俺は大変気まずかった。


マヒロときたら、


「シンジ、何やってんの!?こんなとこで

遭遇するとか!奇遇過ぎてこわいわ!」


藤島は驚いていた。


「え、マヒロちゃん?なになに?シンジと

知り合いなわけ??」


「あーもう、なんで、マヒロちゃんみたく可愛い子が、こんなフツメンの男と知り合いなのかねぇ?」


「一応、幼馴染です!」


「お、幼馴染!?」


藤島は驚き、


「何だよ何だよ、シンジの周りには

何故かいい女が多いなオイ!全く以って解せねえがよ!」


と悪態を吐きながら、ビールをがぶ飲みしていた。


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