第5話 プラスアルファ
おはようございます。
今日は普通に仕事の話をします。
先日、仕入れ先さんから届いたパンフレットに社印を押す作業をしていたら、出荷する荷物にもそのパンフレットを一緒に入れるようにと言われました。それを聞いた時「はい。」と返事はしたものの、正直なところ見てもらえないだろうと思いました。私自身が通信販売を利用した際に、品物と一緒に届くチラシや不要なサンプル品を手に取る事なく捨てているからです。
今回、私がパンフレットをお送りする相手はお会いした事のない、メールや電話でのやり取りしかすることのないお客様です。そこでパンフレットを見てもらう事を目標に、今の時代にあえて自筆の手紙を添えてみることにしました。
この件に関して、今のところお客様からは何の反応もなく、売上に繋がってはいないのですが、私の中では手紙を読んでくれていたら50点、「こんな字を書くんだ」とか「下の名前は萌黄さんっていうんだ」など何かを感じてくれていたら、100点でいいと思っています。
以前、インスタント麺のメーカーに勤める知人から、伸び悩んでいる製品の中味はそのままに、パッケージだけを変えたらヒット商品になったという話を聞いた事があります。本も中身は一緒でも表紙や帯のインパクトで手にとってもらえるかが大きく変わるので、出版社はここに力を入れるそうです。
商社である以上、仕入れて売る品物は他の商社さんと同じですから、営業の皆さんがパッケージです。知識だけでなく、声や話し方、表情などいろいろな魅力があると思いますので、ご自身をどんどん磨いてください。
それでは、本日も一日笑顔で宜しくお願いします。
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