第4話 自分ものさし
おはようございます。
野鳥がとても好きなので、今日は鳥の話から始めたいと思います。
皆さん、フンボルトペンギンとモモイロペリカンを思い浮かべて下さい。(「思い浮かばん・・・」今回も参加する方登場)
フンボルトペンギンは水族館や動物園で多頭飼育されていることの多い、私のひざ丈くらいの小型のペンギンです。一方モモイロペリカンは大型鳥類に分類される、立った時の頭の位置が私の腰位まである鳥です。この二種類の鳥、個体差はありますが、ほぼ体重が同じなんだそうです。水族館の飼育員さんから教えていただいたのですが、それを聞いた時私は大変驚きました。なぜ驚いたかというところが本題です。
この姿の異なる二種の鳥類の体重は自然の理にかなっているのに、見た目の大きさだけで私は心の中にある自分の物差しを使って「この大きさなら重いだろう」とか「軽いだろう」と勝手な予想を無意識にしてしまっているため、そのギャップが大きい時に驚くのです。
野鳥の体重は私の日常生活には関係ありませんが、これが自分の生活に関係のある事になると少し問題が起こります。現実とかけ離れた第一印象で抱く想像は、無意味で且つ時に自分を疲れさせます。例えば「簡単そう」と思って挑戦した資格取得があります。それは勉強し始めてから知る事になるのですが、そもそも難易度の高いものでした。その結果、他の人と比べても特に劣っている訳ではなく、普通のペースで技術を習得しているのに、自分にゴールを遠い物と感じさせるスタートになってしまいました。
皆さんも自分以外の物を測る時には、自分の物差しをとっぱらって、現実だけを見るようにすると、心が疲れずまた新しい発見があるのではないでしょうか。
それでは、本日も笑顔で宜しくお願いします。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます