編集済
お疲れ様です。取り上げていただきありがとうございます。そういえば去年の今頃に終盤の話を書いていたなあ、なんてことを思い出しました。
入れ込んでいただけているのは大変ありがたいのですけども、なんだか勢いあまって軽いネタバレに触れていらっしゃるような気がしないでもなくっ。いや、そのへんはバレバレでいいやと思っていた部分ではあるので、別にかまわないと言えばかまわないような気もするのですけれどもっ。
まぁ、いい、の、かな……? (そしてカーズは考えるのをやめた)
どこかにネタバレ全開で話せる場所があった方がいいんでしょうかねぇ。PV数を見ていると、今までに完読なさった方は10人ちょっとくらいしかいないような気がするのですけれど。
そんな壮大な話を書いていたつもりはなくて、むしろ狭い世界のみみっちい争いになっているなぁ、と思っていたので、そういう評価をいただくことに、実は半分くらい首を傾げていたりします。違う言い方をするなら、かなり青臭い話であったかな、と書き終えて時間が経った今は感じます。その青臭さがジュブナイルっぽさだったかもなぁ、なんて考えるのですが、友未さんの思うジュブナイルに合致していたかは、あまり自信がありません。
とはいえ、友未さんのご感想のおかげで「そうか、歴史小説っぽいものを書きたかったのか」と、自分の文体の癖というか、向き不向きみたいなところに改めて気づいたようには思います。そういう意味でもお礼申し上げます。
あちこちの表現をメモなさっていたとのお話、初めて知りました。なるべく似た表現を繰り返さないよう、少ない頭をひねっていましたが、いざそんなことを言われると、気恥ずかしいやら照れるやら。まぁ、何かの一助になるのなら幸いであります。
追記
いや、まぁ、いいと言えばいいんですけども。引用なさっているあらすじで提示した謎に、答えが出てしまっているなぁ、と思いまして。でも友未さんの心の叫びみたいなので、そこを制止してしまうのも私としては野暮な気がするわけで。読み返して問題ないとお考えなら、それでいいかな、というところにいます。
作者からの返信
橋山直樹さま、コメント有難うございます。そして、ネタバレの件、申し訳ございません。これまで、ネタバレにはかなり神経を使って来たつもりでしたが、他の読者の興ざめになりそうな書き方になってしまっているのでしたら友未のミスですのでお赦し下さい。必要でしたら書き換えさせて頂きますのでお手数ですが再度ご連絡いただければ幸いです。
「狭い世界のみみっちい争いになっているなぁ」なんてとんでもない!他のどんな作品と比べても大きなスケールの物語だと感心させられました。
九十九のご紹介をありがとうございます……!!!! 望外のお言葉に、ただひたすら感激しております……嬉しい……嬉しい……。
これまでもこの「ストックブック」を読んでいて、友未さんがどんなに丁寧に各作品と向き合って、どんなに深く読み込んで、そして並々ならぬ手間をかけてしっかりとした読書感想を書いておられるのか知っていたため、いくら文字数制限が設けられていないからといって、50万字もの超長編を企画に参加させるのに躊躇いはありました。ええ、本当に。
でも、ジュヴナイルですよ、ジュヴナイル。私の読書人生はヴェルヌで生まれてドイルで産湯につかったようなものですから、それら原点に臨むようにして書いたこの物語を「ジュヴナイル」を冠したこの企画に投入したい、という欲に逆らえなかったんです。
結果として友未さんに楽しんでいただけて、心の底からホッとしております。
読み手としてもこの企画はとても魅力的なものでした。手が空いたら他の参加作品も読ませていただこう、と楽しみにしています。
素敵な企画をありがとうございました!
作者からの返信
GBさま、嬉しいお便り、有難うございました。こちらの作品だけ完読できず、何とも申し訳ない限りです。が、少しずつのんびりとお終いまで続きも愉しませて頂きます。「九十九の黎明」は、今回ご参加いただいた作品の中でも「向日葵を探しに」や「雨のち雨のレイ」などと共に最も「ジュヴナイル」と呼ぶにふさわしい純粋なジュヴナイルではないかという印象を受けました。文章がどこまでも読む者に寄り添って流れてくれているかのようです。いろいろ反省させられた所もある楽しさでした。
編集済
日南田ウヲです。
だいぶ時間が遅れて
コメントを書かせていただきます。
(申し訳、ありませんでした)
レビュー読ませていただきました。
素晴らしい内容で自分自身がとても心躍ります。
本作の「向日葵を探しに」
ーーこの本作を思うだけで
原体験に近い人生の欠片を拾い集め、
そこから「答えを探しに言った自分」が確かに存在していると思っています。
自分なりのジュブナイル論というものがあれば
それは、大人が「答え」を探そうとしても探せない自分を
子供の頃の自分が発見するという、
そんな不思議な論だと感じていて、
その為か、
小説の題も「向日葵を探しに」と自然になったのだろうと思います。
夏が来れば向日葵が咲くーーそこにあの頃の自分がもしいたら
どう、声をかけますか?
そんなタイムトラベルレターを誰もが握りしめていて
そして
誰かが、物語を書き始めた時、
ジュブナイルは生まれるのかもしれませんね。
最後に素敵な企画に参加させていただき
ありがとうございました。
自分自身もいくつか書いておりますので
また企画をお見かけいたしましたら
参加させていただきます。
本当にありがとうございました。
@日南田ウヲ
作者からの返信
日南田さま、ごていねいな、また、それ以上に、思いのこもった素敵なコメントをありがとうございました。拝見して、新ためて胸が熱くなりました。貴重な本格ジュヴナイル作品を有難うございました。