第41話 辛い時こそ、わき目もふらずに何かに没頭する

辛いときに「ひとりにしてくれ」と言って一人でベッドの中に潜り込んではいけません。そんなことすると、「どうしよう、どうしよう、ああどうしよう」とますます自分が辛くなっていく一方です。

心に隙間ができると、そこに悩みの毒が広がっていくものなのです。そんなときこそ、忙しく活動すべきなのです。人間は一度に二つの事を考えることはできないのだから。


忙しさこそ、悩みの最良の特効薬になるのです。第二次世界大戦時に、対独戦に全精力を費やし一日18時間執務した英国首相チャーチルは、責任の重大さに悩むことはないかとの質問に、「私は忙しすぎる。悩んだりする暇がない」と答えたそうです。

仕事でも家事でも勉強でもなんでもいいから集中し没頭するんです。何も手につかないというのなら、家の周りをへとへとになるまでジョギングしてもいい。


「惨めになる秘訣は自分が幸福であるかどうか考える暇をもつことである」

                      (バーナード=ショウ)


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る