第33話 ハーレム婚計画の重大な落とし穴

「イクゾー様は貴族ですが、この国で6人と結婚することはできません」


 な、何だってー!?

 その大前提が崩れたらハーレム婚できないじゃん。

 俺がいくらパーティー全員とねんごろろになっても意味ないじゃん。

 下手したら殺されたかもしれないギリギリの所でヴィンヴィンと一線越えたのにこれどうすんの?

 今更ツンドラ魔導師とは結婚できないヤリ捨てにするなんて言えねーよ!

 そんなことしたら今度こそ殺されてしまう・・・あわわわわわ。


 いや待て、落ち着け、落ち着くんだっ。

 どんな逆境でも必ず何か打開策がある筈だ。

 まずはエマの話を聞いて何が駄目なのか確認しないと。


「ど、どうして貴族なのに一夫多妻が認められないの?」


「イクゾー様の国とここセクスランド王国に国交が無いからですわ」

「それだと駄目なんだ?」

「はい、貴族として待遇されはしますが、この国の貴族の特権までは受けられません。この国の複数の女性と結婚するというのもその一つになります」

「そういうことかぁ」

「ワタクシの為にお心を砕いて頂いたのに申し訳ありませんわ」

「気にしないで。エマのせいじゃないってば」

 ガバガバな計画を具申したギルマスが悪いんだよ。

 それを鵜呑みにした俺も馬鹿だったんだ。


「だけどこれで課題はハッキリしたね。あとはやるだけだよ」

「どうなさるおつもりですか?」

 この話の流れなら決まってるじゃないか。

 ていうかそれしかないっしょ。


「僕がこの国の貴族になってやる!」


 あぁ、さすがイクゾー様ですわぁ」

 アレレ?

 呆れられるだろうなと覚悟してたのに逆に感心されてしまった。


「エマ、本当に僕がここで貴族になれると思う?」

「イクゾー様なら必ずなれると信じておりますわ」

 おおっ、目がハートマークになっとる。

 魔乳司祭は、恋は盲目モードに入ってしまったみたいだな。

 彼女の言葉にどのぐらい信憑性があるのか確認せねば。


「具体的にどうすれば僕は貴族になれるの?」


「ワタクシにはよく分かりませんわ」

 知らんのかーい!

 それで何で俺が貴族になれると言い切れるのさ。

 行き遅れ年増女が男を知るとアホになってしまうのだろうか・・・

 でもそんなエマも愛おしくて溜まらないよ。


「俗界と切り離された聖界に身を置くことが多いワタクシは貴族社会に精通しておりませんの。お力になれず申し訳ありません」

 言われてみればそうだよなぁ。

 冒険者をやってるとはいえ本来は司祭様なんだから俗世の身分など埒外(らちがい)か。

 じゃあ一体誰ならその辺に詳しいんだろう。


「貴族のことは誰に聞けばいいかな?」


「ティアなら貴族階級のことも良く知っておりますわ」

 なるほど。あのギャルビッチか。

 確かにアイツなら貴族たちと援助交際とかしてそうだわ。

 その際のピロートークで貴族だけが知る情報とか掴んでそうだもんな。


「ティアは監督マネージャーとして貴族たちとも交渉してるんだっけ?」

 「はい、ですので自然と貴族社会に詳しくなったようですわ」

 有名な冒険者パーティーの女監督だもんな。世知に長けていて当然か。

「分かった。明日にでもティアに相談してみるよ」

「それが宜しいですわ」


 話が一段落して口が寂しくなった俺は魔乳の山頂にある突起を舐めてみる。

「あぁ・・・どうして、そこぉ・・・ばかり・・・」

「だって誰からも、エマ自身にも嫌われて可哀想じゃない。だからせめて僕だけはこの呪われた乳首を愛してあげたいんだ」

 まぁ単にオッパイが好きなだけだがこのぐらいは嘘も方便だろう。


「なんてお優しい・・・」

 感極まったエマが俺の頭を抱くようにして魔乳に押し付けてきた。

 い、息が苦しい、でも気持ちイイ。いつか死ぬときはこれで死にたい。

 そんな窒息プレイで魔乳司祭の突出乳首を堪能してたら、ふと思い出した。


 お風呂回の時に、競泳水着みたいな戦闘服を着たレイラちゃんとローラの乳首が見当たらなかったんで、てっきりニプレスをしてるんだと勘違いした。

 そういうことに無頓着そうなレイラちゃんとローラが乳首対策をしてるのが意外だったんだけど、そうじゃなかったんだな。


 この異世界では、陥没乳首が普通だったんだ。


 ヴィンヴィンとは既に何度もやってるのに気づかなかったなぁ。

 初めての時は魔力中毒になって無意識にやってる内に突出したみたいだし、ソファーとキッチンでやった時は着エロだったから見えんかった。

 次やる時はちゃんと陥没から突出まで愛でてやらねばな。ムフ


 ありゃりゃ、口に含んだ呪いの乳首とヴィンヴィンとの妄想でまた愚息が・・・

 これはもう第三ラウンドへ突入させてもらうしかないな。

 第二ラウンドで失神寸前までいったエマもある程度回復したみたいだし。

 でも俺の身体を心配して魔乳嫁は止めるよなきっと。

 という訳で、まず苦言を呈しそうなその口を塞ぎベロチューでトロトロに蕩けさせてから本番へと進ませて戴いた次第。




 チュンチュンチュン、チュチュンがチュン!

 ・・・小鳥たちのさえずりが聞こえる・・・ん、朝か・・・

 あれ、俺たしか昨日、エマさんの部屋で最後まで、あっっっ、


 エマが聖職者にあるまじき姿でベッドに倒れている!


 えー、俺ってばここまでやっちゃたのか。

 自分でやっといて何だけどドン引きだわ。

 いやでも、こんなになるまでやった記憶がないんだが。

 一体どうしてこんな事になっちまったんだ・・・ゴクリ。

 

 とりあえずどうしよう?

 エマを起こすべきなんだろうけど俺にこんな姿を見られたくないよな。

 てことは、目を覚ます前に部屋から出て行った方が良策だろうか。

 うーん・・・いや、やっぱり起きてもらおう。

 この先ずっと恥ずかしい姿を見せ合うんだから今から気にしても仕方ない。

 それよりも何故こうなったのか確認するべきだ。


「エマ、起きて、朝だよ、起きておくれ、エマ」

 こんな姿でもエマは綺麗だなと感動しながら耳元で囁いた。

 何度か呼びかけていると、パチパチと瞬きをしてエマの目が開かれる。


 まぶたの後ろから現れたパープルアイの両眼が、強い意志と知性の光を宿しながら俺の顔を捉えて射抜いた。

 その鋭さが初めてエマに会った時のことを思い出させる。

 もともとエマには見る者にある種の緊張感を与える威厳が備わっているのだ。


 その魔乳司祭のオーラが一瞬で消える。

 薄紫の瞳に映った顔が俺だと認識し、厳格な司祭様は夢見る新妻に変身した。

「イクゾー様・・・おはようございます」

「おはよう、エマ」

 朝の挨拶を返しながらエマの機嫌が悪くなさそうでホッとした。

 むしろ幸せそうにニッコリと微笑んでくれたぞ。これはセーフだセーフ。

 でも反省の意を示すためにちゃんと謝っとくべきだろう。


「その、ゴメンね、エマ」

 俺は彼女の全身にぶちまけられたホワイトソースを見ながら謝罪した。

「今拭いてあげるから」

 だがベッド脇のテーブルからタオルを取ろうとしたらエマに止められた。

「ほふぅ、なんて素敵・・・」

 タオルではなくメガネを手にして装着した魔乳司祭はウットリと呟いた。

 あれ? もしかして喜んでるのかな。


「エマ、怒ってないの?」

「怒るだなんて・・・」

 想定外の俺の言葉に心底ビックリしたような顔をしてる。俺も想定外だ。

「あれほど愛して頂けるなんて、女冥利に尽きます」

 御礼を言われてしまった。

 だけど、俺は途中から憶えてないんだよねぇ。


「その、エマに夢中になり過ぎて記憶が飛んでるんだ。何があったのかな?」


「あれからまた3回して頂きグッタリとしていたイクゾー様が、お珍宝が少しヒリヒリすると仰いましたので、それでは安眠できないかと思い治癒の奇跡で治して差し上げました」

「それはありがとう」


「はい、ところが治癒が終わった途端にまだ続けると仰って・・・」

「それは本当にゴメンなさい」


「しかもワタクシの花弁をどうしても口にしたいと懇願されて・・・」

「それは夫として当然の義務だから」


「両手をついて懇願されてはワタクシも断りきれず、夫に男娼のような真似をさせてしまいました。まことに申し訳ありません」

「お願いだから謝らないで。ありのままの僕を受け入れて欲しい」

「・・・はい」

「それでその後はどうなったのかな?」


「あの・・・ワタクシの花蜜を随分と飲まれました・・・」

「エマのラブジュースを!」

「え、ええ、すると突然イクゾー様が豹変されて・・・」ポッ

 んんん? 

 このパターンはもしかしてヴィンヴィンの時と一緒か!


「僕がケダモノのようにエマを蹂躙したんだね?」

「蹂躙などではありません。激しく愛して下されただけですわ」ポポッ

「そ、そうだね。じゃあ特に問題は無かったんだ。良かったよ」


「いえ、一つだけ許されない行為が起こってしまいました・・・」

 

 な、何ですとー!?

 まさか魔力中毒で我を忘れたせいでお尻の処女まで散らしたか・・・ゴクリ

 思わずエマのお尻の辺りを窺ったがここからでは見えないし、実際に入念にチェックすることもできん。訊くしかない。


「僕は何をやっちゃったのかな?」


「それは・・・その、後ろから・・・」

 後ろ!

 やっぱり後ろの穴を掘ってしまったんだ。野獣先輩だったんだ。

 それなのに全く憶えてないなんてあんまりだ。ホント勿体ない。


「あぁ・・・後ろから、花弁へ挿入させてしまいました・・・」

 ただのバックかーい!


 それぐらい良いでしょ。仮にも夫婦なんだから。

 それとも、これも男娼みたいな真似になるっていうのかな。

「後背位はお気に召さなかったみたいだね?」

 

「あれは獣のすることで人のすることではありません!神の意に背きます!」

 神様の禁忌タブー

 えー、そんな深刻な話だったのかよ。

 聖職者のエマは余計にヤバイんじゃないのかこれ。


「ゴメンよ。そんなに大変なことだって知らなかったんだ」

「いえ、悦楽に流されてしまったワタクシも同罪ですの」

「ううん、理性を失った僕が無理やりやったんでしょ?」

「・・・違います。ワタクシが誘惑に負けてしまったのですわ」

「誘惑?」

「イクゾー様と一緒に地獄へ堕ちたいと思ってしまいました」

 シー・ユー・イン・ヘル! 地獄で逢いましょうってか。

 だがちょっと待て。

 バックでやっただけで地獄行きなの?

 そんなん厳し過ぎるわ!断固反対!バックにも人権を!


「それは絶対にダメ。僕のせいでエマが地獄行きなんて自分が許せないよ。何か罪を償う方法はないの?」

 

贖宥状しょくゆうじょうを買えば問題ありませんわ」

 世のなかぜにずら。

 この異世界でも売ってたか免罪符。

 ホント人間なんて考えることはどこでも同じだわ。


「じゃあ僕が免罪符を買うよ」

「高価ですのでワタクシが購入しますわ」

「僕がエマのために買いたいんだ。来週中に買うから良いでしょ。ね?」

「はい、イクゾー様の好意に甘えさせて頂きますわ」

「ちなみに、いくらぐらいするの?」

「性行為における禁忌破りは500ドポンになります」

 1ドポンが200円ぐらいだから10万円てことか。

 本当に結構するな。毎日バックでエッチしたらえらい出費になるぞ。


「それだとエマと毎日はできないね」

「大丈夫ですわ。一度購入すれば一年間有効ですから」

 なんだかなー。

 この異世界は、冒険者界隈だけでなく、教会界隈も合理化が進んでるわ。

 でもまぁ、お陰で楽しいナイトライフが営めそうだ。よかよか。


「教会とえいば、イクゾー様の洗礼式の予約が取れましたわ」

 それは有難い。

 これでギルドで冒険者登録するために必要な身分証明書を貰える。

 一刻も早く冒険者になって不帰の森でトノサマインコ捕獲せんと。

「ありがとう。それでいつになったの?」

「3月8日、来週の火曜日の12時になります」

「それは良かったよ。もっと待たされるかと思ってた」

「ウェラウニはまだ人口が少ないですから」

 そうか。地方の町の方が都市より便利なこともあるんだな。

 

 さて、今日は3月6日の日曜日だ。

 皆はお休みだけどエマは出かけると言ってた。

「今日は、教会に奉仕に行くんだよね?」

「はい、夕方までに戻りますわ」

「じゃあ僕の方はハーレム婚計画のために、他のメンバーと一人ずつ話をしてみることにするよ」

「ええ、上手く行くことを願っています」

「うん、任せといてよ。きっと成功させるからね」

「そのお気持ちだけでワタクシは幸せですわ」

 おおっ、またエマの目がハートマークになってる。

 夫としては期待に応えねばと朝からイチャコラしたおした。




「昨夜はお楽しみでしたネ」

 朝食が始まった途端、ローラも俺とエマを弄り始めた。

出歯亀のぞきは良くないと思いますよ」

「あれだけ大騒ぎされたら嫌でも聞こえるのデス」

「二階のアタシの部屋まで丸聞こえとかエマさん燃え過ぎでウケる~♪」

「くっ、私の部屋の真下でむざむざ蹂躙されてしまうとは」

「聖職者にあるまじき嬌声だったわね」

「エマさんの声が大き過ぎて聞こえちゃいました・・・」

 うっ、実は俺も気になっていたんだよなぁ。


 エマのアノ声がとても大きい問題。


 司祭様だから快楽は罪と考えて気持ち良さを耐える感じかと思ったら、まるで讃美歌を高らかに歌い上げるようなよがり方だった。そうきたかと逆に感心したわ。

 その当の本人は皆から弄り倒されてもどこ吹く風だった。

 女になって自信を得たのか充実した幸せオーラを全身から発散させながら俺の世話をしてくれている。

「紅茶のおかわりは如何ですか?」

「もちろん頂くよ、エマ」

 俺もそんな魔乳司祭にデレデレしながらカップを差し出す。幸せだなぁ。

「お砂糖一つとミルクは多めですね?」

「うん、それでお願い」

「はい、どうぞ。ウフフフ」

「ありがとう、エマ。うふふふ」

 朝から見つめ合って笑い合うバカップルがそこにいた。

 

「全く反省の色がないのデス」

「遅かれ早かれこうなったのだから別に同じよ同じ」

「えー、でも最後の一線を超えるのは無しって言ったのにぃ」

「早合点するな!まだそうなったと決まった訳ではない!」

 その通りだ。

 エマは大声を出していたけど「中に出して」とかは言ってない。

 だから俺たちが黙っていれば寸止めプレイで通る。いや通してみせる!


「最後までやったんでしょ~男らしく潔く白状しなさいよ~♪」


 そんな挑発には乗らないぞ。

 今はハーレム婚計画が滑り出したばかりの大事な時期だ。

 できるだけ波風を立てないようにしないとな。

「ご想像におまかせします」


「そっか~エマさんの呪われた乳首が怖くて最後までできなかったんだ~♪」

「以前、アレを見た子供が泣いてましたもん。仕方ないですよー」

「あんな大粒の肉豆を見たら気持ち悪くなって出来なくても無理ないわ」

「乳首ごときに恐れをなして突撃できないなど恥を知れ!」

「突出乳首を愛でることができないなら変態の看板は下ろすがいいデス」


「できらぁ!!」


 しまった。

 余りにも悔しくてつい叫んでしまった。

「フーン、できるんだ~♪ やっぱりやったんだ~♪」

「できるのとやったの間には大きな違いがありますから」


「ひよどり越え、とは何でスカ、お婿様?」

「ロ、ローラさん・・・どうしてそれを?」

「自宅警備員の私には部下たちから様々な情報が入ってくるのデス」

「くっ・・・」

 またハムスターを使って覗いてやがったな。

「つばめ返しと秘技ハーケンクロスにも説明を求めたいのデス」

 やめローラ!

 ホントもう勘弁して下さい。

 冷静に技の名前を言われると死ぬほど恥ずかしいわ。

 やってる時はノリノリで「つばめ返し!」とか叫んでしまったけどな。


「その件も含めてですね、皆さんとご相談したいことがあります」

「ま、一度ぐらいは釈明の機会を与えてあげてもいいわ」

「条件次第かな~。このルール破りは高くつくからね~♪」

 

「本日、皆さんの部屋にお邪魔して一人ずつ話をさせて下さい」

「私はいつでもOKだよー」

「休日だし断る理由も無いわね」

 その他のメンバーも特に異論はないようだ。

 よし、エマが夕方に戻ってくるまでに何とか皆と話をつけてしまおう。


「では、この朝食後にヴィンヴィンさん、その後にレイラちゃん、昼食をはさんでティアさん、ピーナさん、ローラさんの順でお願いします」

 こうして異世界最初の日曜日に俺と女冒険者たちの個人面談が決まった。

 


「いつまで待たせるのよ」

 ツンドラ魔導師がリビングに立ちクレームを飛ばしてきた。

 えっ、ずっとここで待ってたのか?

 俺はついさっきまで玄関にいて教会へ奉仕に行くエマさんを見送っていた。

 いってらっしゃいのキスが長引いて数分も費やした。だが反省はしてない。

 相思相愛の二人がやっと結ばれた初めての朝なんだから当然じゃないか。

 

「すみませんでした。待って頂いてるとは知らなかったので」

「フン、まさか玄関でイチャつき始めるなんてこっちも知らなかったわ」

「いや、何て言うか、その、勢いというか、流れで・・・」

「有頂天になってるみたいだけどその蜜月状態がいつまで続くか見物だわ」

「死がふたりを分かつまでに決まってます」


 思わず軽口を叩いてしまった。

 きっと激おこで罵倒されると思ったら青肌の女王様は逆に冷めた表情になった。

 そして真剣な顔で俺を憐れむように忠告してきた。


「エマは優さしいだけの女じゃないわよ。後で本性を知って逃げ出さいことね」

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