第480話結愛とベッドで

「ゆ、結愛・・・?」


「・・・・・・」


 結愛は特に何も言わずに俺をベッドに連れてきと思ったら、今度は俺のことを優しく寝転がらせた。

 ・・・無理やりするとか言ってた割にはやっぱり優しさがちょっと出てしまっている気がする。


「・・・先に脱がせてもいい?」


「え、俺は別に何もする気は────」


「先に脱がせて欲しいんだね」


 結愛は俺の服を上からゆっくりと脱がせていく。

 ・・・今は特に拘束とかはされてない、いつもはこう言う時に拘束されてるから抵抗できなかったけど拘束具がない状態で受け入れるなんて言うのは完全な浮気だ、絶対に拒まないと。


「ゆ、結愛、結愛が俺のことを想ってくれてるのは十分わかったからこんなことやめてくれ」


 俺がそういうも、結愛は俺の服を脱がす手を止めずに言った。


「もし今の状態で十分わかってるって思ってるなら今そーちゃんが思ってる10倍は私そーちゃんのこと想ってるよ」


 ・・・俺は俺の服を脱がそうとする結愛の体を俺から離そうと全力で引き剥がそうとするも、一向に離れてくれる気配がない。


「無駄だよ、そーちゃんがどんなに抵抗したって、私は絶対やめない」


 ・・・幼馴染1人力ずくで引き剥がせないのが歯がゆい。もう少し筋トレとか真面目にしとけばよかった・・・


「拘束具なんてなくても、最終的にはそーちゃんが私を受け入れてくれるってわかってるから私はそーちゃんを拘束しないの」


「・・・・・・」


 結愛は手際良く俺の上着を全て脱がし、今度は下を脱がそうとする素振りを見せたのでそれだけは絶対に守ろうと俺は腕の力を全てズボンを抑える力に使う─────


「っ!?」


 ────直後、結愛が俺の唇を奪ってきた。


「んはぁ❤︎そーちゃんの唇柔らか〜いぃ・・・」


 結愛は上ずった声で言うと、もう一度俺にキスをしようとしてくる。


「ま、待て待て!ここには監視カメラが────!?」


 俺が監視カメラがついてると言おうとしても結愛はそんなことは気にしないとでも言うように俺の唇を貪るようにキスをする。

 それを数分間続けられ、ようやく結愛は唇を離した。


「あっ・・・ゆ、結愛・・・」


「そーちゃん、可愛いよぉ❤︎もう我慢できないって体も言ってるね❤︎」


「えっ・・・」


 結愛は俺のそれに触りながら言う。・・・こ、これは仕方がない。生理現象だ、俺の精神に関係なく刺激を与えられるとこうなってしまうからこれは仕方ないことだ・・・


「じゃあ、そーちゃん、そろそろ私も脱いでいいかな・・・?」


「だ、だめだだめだ!俺は何もする気なんて────」


「脱ぐね」


 結愛はゆっくりと上着を脱ぎ、上は下着だけになった。


「ぁ・・・」


 思わず少し声が漏れてしまった。・・・やっぱり結愛のはびっくりするぐらいに大きい、それは服の上からでも十分大きかったのにそれがさらに大きく見えるような感覚だった。


「ねぇ、もう一度言うけど、この胸は私でも他の誰でもないそーちゃんのためのものだよ?だから─────」


 結愛は俺の右手を自分の胸に押し付けながら言う。


「こんな風に、触ってもいいし、いつでも揉み揉みしていいんだよ?」

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