第9話 勇者

 おぬしは太陽じゃな。


 その曇りなきまなこ


 揺るがぬきも


 身体からで続ける気配。


 おぬしの全てが人々の心を照らし勇気を与える。


 まさしく太陽じゃ。


 よわい三百を超えるわしでさえ、おぬしのような者に会うのは初めてじゃ。

 

 おぬしがこれからどう進むのか楽しみでならん。


 さあ、もう行くがよい。


 人々が、おぬしを待っている。


 おぬしはすでに力を得ておる。


 希望の力をな。


 そして忘れるな。


 希望には必ず笑顔がある。





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 今回ファンタジーの要素を入れてみました。


 語り手は、伝説の魔女たる長寿幼女です。

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