11冊目 『ヘヴィーオブジェクト』
皆さま、こんにちは。
あさぎ図書館 館長の、
この、あさぎ図書館 ☆異世界分館☆ では、館長であるわたしが、読み終えておもしろかった『本』を、皆さまにご紹介させていただこうかと思っております。
ここ『カクヨム』ではない世界の物語たちを集めた……なので、異世界分館です。よろしければおつきあいください。
午後のひと時に、素敵な1冊を……。
『ヘヴィーオブジェクト』
著者名 鎌池和馬 イラスト 凪良
KADOKAWA アスキー・メディアワークス
この物語は……、
文芸寄 ・・・・・♢★★★★★ ラノベ寄
ジャンルは……、『SF』です。
★★あらすじ、感想などなど★★
あらすじ……
結局、戦争はなくならなかった。
でも、変化はあった。くだらない殺し合いが淡々と続く中にも、変化はあった。
超大型兵器オブジェクト。
それが、戦争の全てを変えた。
戦場に派遣留学した学生・クウェンサーは、整備基地で、奇妙な雰囲気を持つ少女と出会う。その少女は『エリート』と呼ばれていた__『オブジェクト』のパイロットとして。
近い将来。このちっぽけな少年は、少女のために、最強の兵器『オブジェクト』へと、生身で立ち向かうことになる。
これは、そのきっかけとなる出会いだった__。
感想などなど……
この本に収録されてる第一章、『ガリバーを縛る雑兵達』は、主人公が、『エリート』と呼ばれる少女と出会うお話。
超大型兵器オブジェクトが開発され、オブジェクト同士の戦闘が、戦争の全景になった世界。そこに配属された兵士たちの仕事は、交戦することではなく、オブジェクトの整備などが主なモノだった。
主人公のクウェンサーは、そんな戦場に派遣留学という形で参戦していた。現在は、何故か『馬があった』、正規の軍人、レーダー分析官であるヘイヴィアと、滑走路の除雪中だった。
本来、必要のない仕事をしているのは、軍の対面に関わることらしい。
愚痴をこぼしながらも、ふたりは雑務をこなすのだった。
そんな、平和的な日常とは反対に、一度戦闘が始まれば、極寒の環境下で雪上戦にも放り込まれるのだ。
しかし、絶対無敗、無敵を誇る超大型兵器オブジェクトが、敵方のオブジェクトに敗戦を喫した。
その、虐殺が待つ追撃をかわすため、『エリート』の少女が、照準を自分に向けさせる。オブジェクトに乗らない人間を逃す時間を稼ぐために……。
それを見た、主人公、クウェンサーが葛藤の末、手にしたモノは……?
あ、未読の方の楽しみを奪ってはいけませんので、これくらいで……。
さて、久しぶりの11冊目は、ジャンルとしては、たぶん『SF』です。
ここ『カクヨム』では、ラノベの読者さまが圧倒的ですから、殆どのユーザーさまはご存知の物語だと思います。レーベルは、電撃文庫です。
でも、皆さまは『インデックス』派だったりしますか? それとも、『レールガン』派でしょうか?
わたしは、こちら寄りということで、他意はありません。おもしろいものはおもしろいと思います。
わたしが、何かに詰まった時、自然と手が伸びる一冊なんです。もう、何度、読み返したかわからないくらい……。
今回も、これ、読んだよ〜 とか、これ、おもしろいよね〜 とか、皆さまとお話できると楽しいかな? なんて思ってたりします。
なので、コメントなど残していただけると嬉しいです。
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