9冊目 『天使の耳』
皆さま、こんにちは。
あさぎ図書館 館長の、
この、あさぎ図書館 ☆異世界分館☆ では、館長であるわたしが、読み終えておもしろかった『本』を、皆さまにご紹介させていただこうかと思っております。
ここ『カクヨム』ではない世界の物語たちを集めた……なので、異世界分館です。よろしければおつきあいください。
午後のひと時に、素敵な1冊を……。
『天使の耳』
著者名 東野圭吾
講談社
この物語は……、
文芸寄 ★★★★★♢・・・・・ ラノベ寄
ジャンルは……、『ミステリー』です。
★★あらすじ、感想などなど★★
あらすじ……
深夜の交差点で衝突事故が発生。信号を無視したのはどちらの車か⁉︎ 死んだドライバーの妹が同乗していたが、少女は目が不自由だった。
しかし、彼女は交通警察官も経験したことがないような驚くべき方法で兄の正当性を証明した。表題作『天使の耳』より__
日常起こりうる交通事故がもたらす人々の運命の急転を活写した連作ミステリー。
感想などなど……
東野圭吾さんと言えば、今では、超がつく人気シリーズがいくつかありますけど。この連作短編集もおもしろいのです。
それぞれのお話は、日常でも起こるかもしれない交通事故が題材になっています。
表題作の『天使の耳』では、信号を巡り、事故の当事者双方から『こちらが青だった』と、供述されます。
同乗者であった、目の不自由な少女も、『こちらが青だった』と。交通警察官たちが、この少女に、『秒単位』で事故の見聞をさせられるのです。
そのほかにも、違った習慣から発生した事故や、身体の不調から起きた事故などの話が続きます。どの話も、一筋縄ではいかない加害者に、そこに被害者までが絡んでくるのです。
どれも、交通警察官の事故解決時点では、思わず笑ってしまうかもしれません。でも、そのあと、ふと考えさせられた別の考えにゾクゾクさせられことでしょう。
あ、未読の方の楽しみを奪ってはいけませんので、これくらいで……。
さて、9冊目は、またまたミステリーでごめんなさい。でも、わたしの大好きな1冊なんです。
これ、ミステリーなのに、何度読んでもおもしろいんです。トリックもオチも、すでに判ってるのに……ですよ。毎回、ドキドキしながら読んでます。
東野圭吾さんの作品は、どれも好きなんです。最初に読んだのは『十字屋敷のピエロ』でした。『眠りの森』に行って、そこから『放課後』と。そのどれもが違ったミステリーで。いろいろなジャンルのミステリーを書けるのは凄いなぁ……と、思ったものです。
今回も、これ、読んだよ〜 とか、これ、おもしろいよね〜 とか、皆さまとお話できると楽しいかな? なんて思ってたりします。
なので、コメントなど残していただけると嬉しいです。
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