7冊目 『宮廷神官物語 一』

 皆さま、こんにちは。

 あさぎ図書館 館長の、浅葱あさぎ ひな です。


 この、あさぎ図書館 ☆異世界分館☆ では、館長であるわたしが、読み終えておもしろかった『本』を、皆さまにご紹介させていただこうかと思っております。

 ここ『カクヨム』ではない世界の物語たちを集めた……なので、異世界分館です。よろしければおつきあいください。


 午後のひと時に、素敵な1冊を……。




    『宮廷神官物語 一』

       著者名 榎田ユウリ   イラスト 葛西リカコ

           KADOKAWA


 この物語は……、

    文芸寄 ・・★★★♢★★・・・ ラノベ寄

 ジャンルは……、『異世界ファンタジー』です。




★★あらすじ、感想などなど★★


 あらすじ……

 聖なる白虎の伝説が残る麗虎国れいここく。美貌の宮廷神官・鶏冠けいかんは、王命を受け、次の大神官を決めるために必要な「奇蹟の少年」を探している。

 彼が持つ「慧眼えげん」は、人の心の善悪を見抜く力があるという。しかし候補となったのは、山奥育ちのやんちゃな少年、天青てんせい

「この子にそんな力が?」と疑いつつ、天青と、彼を守る屈強な青年・曹鉄そうてつと共に、鶏冠は王都への帰還を目指すが……。

 心震える絆と冒険を描く、アジアンファンタジー! 第一巻。



 感想などなど……

 宮廷モノとか後宮モノとか、少し苦手意識がありました。だって、漢字が難しいんですよ。更に、その読み方も独特なモノがあるし……。

 でも、おもしろかった。まだ、第一巻だけど……。


 美貌の宮廷神官・鶏冠けいかん、王命とはいえ、「奇蹟の少年」を探して、山奥までやってきます。

 感情が表情に現れないはずなのに、意外と表情豊かなんです。そこが、人間味に溢れる素敵な神官なのです。天青てんせいの手を離れた柄杓にイヤそうな顔をしたり、身分の上下を誇示することもないのに、美人と言われればキレる。

 更には、神官の身でありながら、「うまい!」と言って食べるのは……。

 まだまだ、物語は動き出したばかりですけど、これから先が楽しみです。さぁ、三人の旅路は……?

 あ、未読の方の楽しみを奪ってはいけませんので、これくらいで……。


 さて、7冊目は、『カクヨム』で、いつも、わたしのお相手をしてくださる、とあるユーザーさまにお薦めしていただいたのです。

 アジアン(中華)ファンタジーって、どうしても、漢字が難しいのです。キャラクターや国の名前とか……。でも、そんなことで、敬遠していたわたしのバカ!

 この、角川文庫刊の第一巻、ラノベの文庫と比べたら、少し薄い。だから、10万文字くらいかな?

 たぶん、一日で読める量。で、まだ、続刊がある。なんと、わたしの父が持ってた! これから、少しハマりそうです。


 今回も、これ、読んだよ〜 とか、これ、おもしろいよね〜 とか、皆さまとお話できると楽しいかな? なんて思ってたりします。

 なので、コメントなど残していただけると嬉しいです。

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