あさぎ図書館 ☆異世界分館☆

３冊目 『左手のための二重奏』

　皆さま、こんにちは。

　あさぎ図書館　館長の、浅葱（あさぎ）　ひな　です。

　この、あさぎ図書館　☆異世界分館☆　では、館長であるわたしが、読み終えておもしろかった『本』を、皆さまにご紹介させていただこうかと思っております。

　ここ『カクヨム』ではない世界の物語たちを集めた……なので、異世界分館です。よろしければおつきあいください。

　午後のひと時に、素敵な１冊を……。

　　　　『左手のための二重奏』

　　　　　　　作者名　松岡健太　　　

　　　　　　　　　　　講談社

　この漫画は……、

　　　　文芸寄　・★★★★♢★・・・・　ラノベ寄

　ジャンルは……、『現代ドラマ』です。

★★あらすじ、感想などなど★★

　あらすじ……

　暗い日々を送る不良中学生のシュウは、天才ピアニスト、灯（あかり）との出会いで変わっていく。

　だが直後に灯を事故で亡くし、絶望したシュウは後を追おうとする。

　それを止めたのは、シュウの左手に宿った灯＿＿⁉︎

　感想などなど……

『世界中（みんな）を笑顔にすること』

　ヒロインの灯（あかり）が、主人公にむけて、この言葉を言いかけた時、不慮の事故に遭います。

　些細なきっかけでお互いを知ることになったふたりに、１巻の序盤から大波乱が起こるのです。

　転機となる、この事故を境にして、ここまでと、ここからで、ストーリーが一変していきます。

　ヒロインを死なせてしまったのは、自分に原因があると思いつめる主人公。この作品を読む読者さまたちは、そうではないということを、誰もが理解できるでしょう。でも、この作品の登場人物たちにとって、それは知り得ない事情である限り、主人公が周囲から許されるはずもありません。

　わたし自身、読んでいても苦しくて仕方ありませんでした。

　しかし、そんな主人公を救ったのが、左手に宿った……。

　あ、未読の方の楽しみを奪ってはいけませんので、これくらいで……。

　さて、３冊目は、漫画です。投稿日（きょう）現在、３巻まででてます。『マガジンエッジコミックス』がレーベルかな？　次巻は６月の予定とか書かれてました。

　漫画だからできる……というご意見は置いておきますよ。でも、この、見事なほどに組まれた設定は、物語を書く上でも参考にしたいと思えます。

　わたしには、それだけの『腕』がないんですけどね。

　今回も、これ、読んだよ〜　とか、これ、おもしろいよね〜　とか、皆さまとお話できると楽しいかな？　なんて思ってたりします。

　なので、コメントなど残していただけると嬉しいです。