第6章 用心棒の門地(ようじんぼうのもんち)
第60話
60
「・・・お兄様!!???」
立派だが
この、自由奔放の女用心棒は、
「・・・お兄様って事は・・・、この立派な
フェーデが
「・・・ハハハ・・・、取り敢えず、
微笑むとは口だけで、誰がどう見ても
「誰かと思えば・・・!!ニーズ家の
公国陸軍中佐も
アイバァは顔色を
「兄上がいつもお世話になっております。エリオス中佐殿。
「要らぬ、
「・・・失礼致しました。中佐殿。・・・我が
「・・・なるほど。
一瞬、女剣士は(何故、フェーデ君なんかに話を振るんだ?)と疑念が生じたが、
「・・・その者も我が
と、無難な返答をした。だが・・・。
「・・・ジオ候爵。どうしたものか・・・?」
アイバァは
何故だろうか?二人とも
「侯爵!??アイバァ‼!お前の家柄って貴族だったのかよ!!信じられねー!!
場の空気を読まず、というか読めず弱気な少年が驚嘆している。
「・・・あの、申し上げづらいのですが、エリオス中佐。私達は職務に戻った方が良いですか?」
場違いな程の落ち着きぶりで、ビル・ローレンスが問い
「ああ、もう良い。各自持ち場に戻れ。ローレンス二等兵、アンダーソン二等兵、タイラー二等兵。しかし追って
「はっ!!了解しました!!では我等は仕事に戻ります!それでは失礼致します!」
三人とも礼儀正しく敬礼し、
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