第30話
30
「遅いなア、何やってんだろ・・。あの二人・・。」
街道沿いの河川の雑木林の
無論、アイバァである。
「まあ、大の方っぽいから、もう少し待っても不思議ではないか・・・?」
50フィートほど向こうの岩陰でエピが用を足しにいき、フェーデも付き添う感じで行った。
最初は彼女も用心棒の、仕事からもっと近くで護衛すると、発言したのだがエピが無駄に高い、
ダダダダダ!
「むぐうううーーーーーーだずずげえええーーーーー―!!!(ねえちゃーーーーん!!!!助けて!!!)」
その馬に背に一人大人の男と
「どうしたの!?エピ!!?何が有ったの!!??」
その言葉の追走すら振り切るように、
すぐさま、二人が
「いや、いきなり出てきた、男に
「ええ、秘密警察じゃないわ・・って言うか、あの男は確かマンソンの部下の・・・。」
「え!!???じゃあ、知ってるのかよアイバァ、あの男の事を・・・」
「ええ。数年前に
「傭兵団の団長・・?」
「・・・あ。分かったわ!きっと、軍からの命令を受けて、スクワイア監獄に出兵したのよ!・・とすると・・。」
「まさか・・・・。」
「そのまさかよ・・・。だって、異常な雰囲気だったもん。あの監獄の
「しょうがないよな、厳しい選択だけど。」
女用心棒は
(雨よ、もっと降れ・・・。もっと降って・・・、)
と、胸中で
幸い、雨足は加速する一方だ。
彼女の
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