第23話
23
エリオスは腕を組み天井を仰ぎ、長髪が
彼が
(何か良いアイディアは無いか・・・?)
次に間が持たないので、一番近くの
覚えのある
「
これには流石のエリオスも
「ふざけるな!今、どういう状況か分かっているのか!?引き取ってもらえ!」
端正な
もう一人の兵士が口を開いた。
「いや、それがですね、奇妙な事に、
「・・・な・・?誠か・・?良し、仕方無い・・通せ。」
「はっ。了解致しました。」
ガチャ・・・。ギィ――――ツ・・。
身長は5フィート9インチ(約175センチ強)ほど、年齢は
右目を眼帯で覆い、シルクハットの
「お久しぶりです。エリオス中佐殿。壮健そうでなりよりで御座います。」
「・・あ・・、貴方は・・・お、お久しぶりで・・。・・お元気でしたか?」
「はい。お陰様で。しかし、ここでは・・・。」
「そ・・そうですね。・・別室で・・・お、お話ししましょう・・・。」
エリオスと
実業家を名乗る紳士は会議室とは真逆の方向に、
そして10歩ほど歩いたころに、急に振り返り、
「アンダーソン二等兵、タイラー二等兵、このことは他言無用だぞ!」
と
「は!取り次ぎは我々二人しかしておりませんので、ご
瞬時にトムとジェームスは、
「なんかエリオス中佐、やたら
「ああ、俺もそう思った。
「でも、何で
「さあな、またどうせ
「また軍機、軍機、軍機。オーヴィル公国軍人は秘密が大好きですねぇー・・。」
「ふざけてねえで、仕事に戻るぞ!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます