第21話
21
なんとかフェルナンデス
会議室の円卓で議論は、
「戦力は、こちらが圧倒的に有利。時間を掛けて押し潰せば良いだけでしょう。エリオス中佐殿。」
「確かに、
「ならば、話は単純明快。攻城戦の定石通り、補給路を断ち、増援部隊に
エリオスは
「・・・そもそも、今回の事件は何故起こったと、思われます?フェルナンデス伯爵?」
自分より若干、年少の佐官の目尻が、
「・・・何故って・・・、そのブライアンとかいう下士官が、乱心して・・・。」
対面している,将校は小さく首を横に振りながら顔に手をやった。明らかに
「・・・単刀直入に、申し上げます、フェルナンデス伯爵。ブライアンは魔薬異能力者です。」
「な!・・・誠か!」
「・・・伯爵、もう中央の方に真剣に、申し開きして下さいませ。これ以上の内輪もめは、公国の武力を
職業軍人と辺境の
「・・・確かにブライアンの乱心と言えば乱心です・・・。しかし・・・、その
「 しかし、その男は、監獄など、
又、話を
「・・・目的はハッキリしていますよ。彼と小官の
「な!なんと!この私を・・・討つだと!!!」
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