第8話
9
ギギギィィーーー!!!ガチャーーーーーン!!!!!
巨大な
「では、グレコ・ローマン大佐殿。失礼致しました。」
と大声で叫ぶように言った。
2人は、壁に
「・・・これはお前の
突如、一方の跫音だけが、地面から
「・・・今、なんとおっしゃたのか・・・?」
構成されている
もう片方の跫音もすぐさま消えたが、中佐の声は完全な
グレコ・ローマンと云う
エリオスはほぼ同じ内容の事を
しかし・・・、左斜め後ろから感じる、異様なほどに
そして
「・・・ぅぐぐぐぅ・・・なんという・・・ある程度、覚悟はしていたとはいえ・・・!」
文字通り、ブライアンは怒りを
元、上司はまだ正面を
エリオス自体もやり場の無い怒りが込み上げてきている上に、
こいつが、全ての、諸悪の根元ではないのか?
こいつのお陰でこの国は
ここまで、極端な副作用ならば、いっそオーヴィルなど、どこかの大国に
まさに、
五年前の大陸大戦の為に、オーヴィル公国の
フェンダー大王国でも、ゼマティス神国でも、ギブソン帝国でも、モーリス連合共和国でも、
強国に帰服した方が、難しい問題も一挙に解決するのではないか?
この、魔薬という名の怪物が、この国の国防、軍事に
一人の武人として明らかな危険な思想なのだが、
誰か・・・誰か・・・誰か・・・このオーヴィルの行く末を・・・。気が付けば、
ブライアンもエリオスも
野外は相変わらず、
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