開発局

開発局①

 『開発局』。

 倫国への協力組織であり『ドゥ』や『鉤爪ジュアズ』への技術提供を行なっております。

 開発局は派閥が分かれています。

 倫皇帝への忠誠からなる『皇帝派』。

 研究への熱意のみでつき動く『無心派』。

 現在の体制への反感思想を持つ『理想派』。

 

 『皇帝派』が協力的です。

 技術提供を行うのは基本的に『皇帝派』であり、時折に『無心派』が物品だけを献上する事があります。『無心派』はただモノを作るという行為に理想を求めており、周囲に対しての感情が希薄です。天才的な技術を持つ者も『無心派』であることが殆どです。

 

 理想派は『大狼連合』への完成品の提供を行うなどと言った問題行為が見られます。

 派閥争いが活発な組織だと言えます。

 

 ただ、最も厄介だと考えられるのは『無心派』です。彼らの技術への熱意は凄まじく、開発局を破壊することも少なくありません。

 時には人体実験を行い、恐ろしい怪物を生み出してしまう事があり、開発局内での死亡者も少なくありません。

 

 『理想派』である者は発見次第、処理されています。彼らが処理される理由は『輔星アルコル』や『大狼ダーロン連合』と思われる者への物品受け渡しが『シエ』により発見されたと言ったものです。

 

 『無心派』は殆どの場合は個人的には受け渡しに動かず、彼らは作ったモノに関して提供しても良いかについてだけ答えるようです。

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